生まれた経緯と受賞が人気の理由♪

「ありったけのLove Song」は2010年9月にリリースされた、ナオト・インティライミさん3枚目のシングルです。

結婚式・披露宴に使われる曲としてとても人気です。この曲が生まれた経緯にその理由があります。

ナオト・インティライミさんは2010年4月にメジャーデビュー、その5ヶ月後にこの曲が発表されました。デビュー当時からの人気そのままでの3枚目のシングル。リリースにはこんな逸話があります。

2014年に一般社団法人音楽特定利用促進機構が主催する「ISUM ブライダルミュージックアワード2014」で“2014年、結婚式で最も人気の楽曲・アーティスト”の男性部門で表彰された。
中学時代の友人が結婚する事になりそれを祝い作曲した楽曲である。初めて披露宴でビデオレターが披露され話題となった

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ありったけのLove_Song

「ありったけのLove Song」の新作発表の舞台は、中学時代のお友達の結婚披露宴でした。ビデオレターで曲が贈られました。

一途な愛を届けることを特技とする、ナオト・インティライミさんらしい発表が話題になりました。その4年後に起こったサプライズが「ISUM ブライダルミュージックアワード2014」です。

ナオト・インティライミさんは4年前にリリースした曲がアワードを受賞したことが驚きだったようです。ちなみにこの年の女性部門はシェネルさんの「ベイビー・アイラブユー」でした。

ISUM(アイサム)の内容も知っておきましょう。

結婚式ソングとして業界が認定!!

結婚式や披露宴に使うBGMを決めるのは楽しみの一つでもあると同時に著作権を確認する必要があります。結婚式を挙げる2人のため、ご招待をしたゲストのための音楽にも著作権が必要な時代なのですね。

ISUMの役目はコレです

結婚式や披露宴で使用される楽曲で“その年最も人気があったアーティスト”を表彰するアワードで、一般社団法人音楽特定利用特定促進機構(ISUM)が行っています。使用される音楽の著作権・著作隣接権を知っていただき、音楽と結婚式が深く結ばれることを趣旨としています。

出典: https://isum.or.jp/bma/

自分の好きな曲を自分ができる方法で、BGMにできた時期に結婚式を挙げた世代は、少し厳しい? と思うかもしれませんが、とても大切なことなので知っておきましょう。

どうしてもこの曲で幸せを分かち合いたいと思っても、ISUMに登録が無い曲は使えないとういことがあり得ます。

詳細は公式サイトで確認できます。ハレの日のためにも、早めに知っておくことが幸せへの近道かも

著作権、著作隣接権をクリア!ISUM(アイサム:一般社団法人 音楽特定利用促進機構)の楽曲データベースです。結婚式で使われた曲のランキングや、プロフィールムービー、エンドロール、入場退場などタグ検索も可能!結婚式で適法利用できる楽曲は9000曲以上。

もちろんアワード受賞曲の「ありったけのLove Song」は登録されていますよ。安心して選んで下さい

では幸せへのスタートラインに立っていることを想像(妄想)しつつ、歌詞の世界に行きたいと思います。

ありったけだけど重くない愛を歌います♪

【ありったけのLove Song/ナオト・インティライミ】結婚式に人気の歌詞をフルで紹介!PVも♪の画像

ありったけは漢字で書くと、有りっ丈。あるだけ全部・出来る限り多くのものを表します。「ありったけのLove Song」、自分の中にある愛を全て、全力で歌います。

Love Songですが『全力』を重要ワードに指定したいと思います。というのも作詞はナオト・インティライミさんと常田真太郎さんの共同作業スキマスイッチの鍵盤担当が作詞に参加しています。

スキマスイッチといえば「全力少年」ですね。ここで少しだけ歌っちゃいます。

積み上げたものぶっ壊して 身に着けたもの取っ払って
幾重に重なり合う描いた夢への放物線
紛れもなく僕らずっと全力で少年なんだ

セカイを開くのは僕だ

視界はもう澄み切っている

出典: 全力少年/作詞:スキマスイッチ 作曲:スキマスイッチ

ありったけの力で走っていた少年は、ありたっけの愛を唄う大人に成長したのでしょうか。2人の心が響き合った結果出来上がった、全力で届ける愛の歌。でも決して重くはありません。

【ありったけのLove Song/ナオト・インティライミ】結婚式に人気の歌詞をフルで紹介!PVも♪の画像

おすそ分けで自分も幸せ!!

なぁ ちょっといいかな 茶化さないで聞いてくれ
いつもふざけてばかりだけど 今から本気で話すから

最初キミと出逢った瞬間 その自由な笑顔にやられちゃって
あの日の帰り道浮かれて 仲間に電話してたんだ

出典: ありったけのLove Song/作詞:ナオト・インティライミ・常田真太郎 作曲:ナオト・インティライミ

語り掛けで始まる歌に、思わず立ち止まります。“今から本気で話すから”と言われて、この本気を受け止められるのは、お互いが結婚を視野に入れているからこそのシチュエーション。

一目ぼれを“自由な笑顔にやられちゃって”で表現する、照れ隠しも外せないワードです。この気持ちを素直に受け止められるのは、2人が心の深い所も分かり合っているから。

次の歌詞だってうっかりすれば、幸せ自慢になってしまいます。“浮かれて 仲間に電話してたんだ”は心が大きく動いたから。思いがけない出逢いのときめきを、正直に友達に話をしました。

出逢った人とこの先の時間を大切にしたい気持ちが、膨らみ始めたからの行為に思えます。自慢なんて取らないで下さい。仲間からの報告で一緒に幸せになりましょう。