10代の頃に受けた助言は、全くといって良いほど受け入れられないものです。
「私はあなたのようにはならない!」
なんて考えてしまうのが、健全な10代だという気がします。
しかし後になり「あの助言を受け入れておけば良かった…」と思うときにはやり直す気力がすでにありません。
でも素直に助言を受け入れた10代の人たちも、もちろんいます。
そんな人たちが後になって思うこと。
「あのとき自分の夢を諦めなければ良かった…」
このように年齢を重ねるとタラレバが多くなり、何かに理由をつけて現状を否定したくなるものです。
こんな後悔をしてしまう人生で良いのでしょうか?
経験ができないことを増やしていく
全てが怖くなった
25の自分には oh oh oh
出典: ずっと きっと 叶う/作詞:chay 作曲:chay
どうしてこうも人は年齢を重ねると臆病になるのでしょう。
10代の頃は経験していないことのほうが多く、できることを判断するモノサシが広いようです。
それが年齢を重ねていくと今まで経験したことが影響して、次第にモノサシが狭くなります。
「ずっと きっと 叶う」ではこのことを、「全てが怖くなった」で表現しているのでしょう。
夢の大きさ
躊躇いながら歩いた
小さな夢抱えて oh oh oh
出典: ずっと きっと 叶う/作詞:chay 作曲:chay
このパートの表現がとても上手だと感心します。
10代の頃に抱えていた夢は大きなものでした。
それが20代になると小さなものになっています。
これは誰のせいでもなく、自分自身で自然と小さくさせてしまったのです。
純粋な気持ちを忘れるのが大人?
いつからそんな ときめきを
忘れてしまったんだろう
出典: ずっと きっと 叶う/作詞:chay 作曲:chay
夢も小さくなることで、好奇心も徐々になくなります。
好奇心がない人生ほどつまらないものはないと感じます。
なぜかというとワクワクする期待感や、ドキドキする高揚感が全くないのですから。
人はそのときに抱く感情で、取り組むことの充実を感じる度合いが変わります。
何事にも楽しさを感じる10代の感覚はなくしたくないものです。
信じることの大切さ
私は「信じ続ければ夢は必ず実現する!」が持論です。
これは成功した著名人に共通することでもあります。
彼らの多くは周りにどんなことをいわれようと、自分の夢が達成するイメージを持ち続けていたのです。
どんなに生活に困ったとしても。
どんなに大変な作業であったとしても。
夢を信じ続けているので、日々取り組むことが楽しくて仕方ありません。
「ずっと きっと 叶う」の歌詞をひも解くと、こんなことが頭に浮かびました。
泣いてばかりでは先に進めない
何度もぶつかって
何度も乗り越えてきたでしょ
ただ泣いてばかりいた
弱気な自分 脱ぎ捨てて
いくつになっても
ずっと きっと 叶う
出典: ずっと きっと 叶う/作詞:chay 作曲:chay
できないことが増えてしまったあなたには、挫折という経験がつきまといます。
しかし、その挫折に負けて泣いているだけで良いのでしょうか?
泣いているときは顔を下に向けていることが多いでしょう。
「そんな下ばかりの窮屈な世界から抜け出して、素敵な笑顔で前を向こう!」
夢を抱いた自分に感謝したい!
歌を歌うために
何だってやれてきたでしょ
抱えてきた夢に終わりはないよ
これからも 歌っていたいから
あの日の自分に
ずっと きっと 叶う
ずっと きっと ありがとう
出典: ずっと きっと 叶う/作詞:chay 作曲:chay