1997年デビュー
"ROOTS66"世代
スガシカオはデビューして20年が経つベテランアーティストです。
スガシカオというのは本名で、「菅 止戈男」と書きます。珍しい名前ですね。
スガシカオは1966年生まれです。この年は日本の干支で言うと丙午(ひのえうま)に当たります。
古来から日本では「丙午(ひのえうま)年の生まれの女性は気性が激しく夫の命を縮める」という迷信がありました。
このため、丙午の年は出生率が低くなる傾向があったそうです。
1966年時点でもその迷信は生きていたようで、前年に比べて25%も出生率が低かったそうです。
にもかかわらず、1966年生まれのアーティストは非常に多いのです。
スガシカオをはじめ、オリジナルラブの田島貴男、ウルフルズのトータス松本、筋肉少女帯の大槻ケンヂ、
ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬、怒髪天の増子直純、イエローモンキーの吉井和哉、渡辺美里などなど。
1966年生まれのアーティストが集まって「ROOTS66」というイベントが開催されたりもしました。
スガシカオはそんな黄金世代のひとりなのです。
サラリーマン生活を経て、1997年にメジャーデビューしました。実に31歳の時です。
代表曲は?
デビューアルバム『CLOVER』がオリコンアルバムチャート10位にランクインするなど、順調なスタートを切ります。
しかし、スガシカオの名前を一躍全国区にしたのはやはり1998年に大ヒットしたSMAP「夜空のムコウ」でしょう。
スガシカオはこの曲の作詞を担当しました。
非常に繊細な詞の世界は彼の名を広く日本中に知らしめ、ソングライターとしてのスガシカオの評価を高めることになりました。
これをきっかけに新しいファンを獲得することにもなったのです。
「19才」
収録アルバム
「19才」は2006年にリリースされた、通算19枚目のシングルです。
アニメ『xxxHOLiC』のオープニングテーマとして起用されました。
2006年9月リリースのアルバム『PARADE』に収録されています。
このアルバムはスガシカオにとって通算7枚目のオリジナルアルバムです。
「19才」の他「奇跡」「午後のパレード」「真夏の夜のユメ」などを収録しており、オリコンチャートで3位を記録しました。
PVもチェック!出演俳優は?
「19才」は過激なPVも話題を呼びました。
PVにはきわどいシーンでモザイクがかかっていたり、かなり激しい内容を含んでいました。
テレビ等で放送される際には、過激と判断された部分をカットするなど、自主規制の対象となっていたのです。
現在はスガシカオのPV集でも見ることができますが、ショッキングな映像が苦手な方はお気をつけください。
モザイクなしバージョンも存在するという噂もありますが、さすがにこちらは一般で見ることはできないでしょう。
このPVには主人公の俳優さんが出演しています。この俳優は、松田祥一さんという方です。
高校生の頃から活動を始め、様々なドラマや映画に出演しています。
「19才」のPVに出演した頃はちょうど20才くらいだったようですね。
Twitterでのやりとり
スガシカオの公式ツイッターでは、たまにファンとのやり取りを見ることができます。
19才の誕生日に、スガシカオに「19才になりました!」とリプを飛ばすと、スガシカオ本人が応えてくれることがあるのです。
ファンとの交流という意味でも重要な曲なのかもしれません。
歌詞について
実体験が元に?
それでは「19才」の歌詞を見ていきましょう。