【タイムリープ/ストレイテナー】ハイスピード撮影？！時間を彷徨う不思議な映像の最新曲MVを公開！

なんとも不思議なMVに仕上がってる「タイムリープ」。

監督はクリエイター・田村啓介です。

クリエイターさんの言葉を理解しようとしても、筆者には少し難しいので簡単に皆さんにもご説明しますね。(難しいんかい！)

ハイスピード撮影と映像をループさせる事で、この様な映像になるんだとか。

題名である「タイムリープ」に沿って、時間・時空をさまよっているという演出がしたかったのだそうです。

題名だけでなく、楽曲のイメージにもピッタリハマってますよね。

冒頭の細切れの歌詞は、この題名通りまさに「時間を操作」しているという感じでしょ？

それともう一つ、出演している女性の透明感ハンパないと思いません？

おっと！サッカー人気に乗っかってる訳じゃないですよ。

無表情だけど、♀の筆者でさえドキッとさせられます。

余計な演技をしていない所が、この楽曲の世界を邪魔していない感じがします。

女優さんかな？と思ったら今人気のモデルさんだってよ、奥さん。

武居詩織といって、ファッション雑誌「soup」等のモデルを務めているらしいです。

どうりで画力がハンパないと…。

おっとっと！「ハンパない」を多様化してしまっている！

決してサッカー人気に乗っかってませんので！

本題に戻り…「タイムリープ」を直訳すると「時間跳躍」。

この後で歌詞も読み解いていきますが、「時間を操作」とはどういう事でしょうか？

歌詞を読みながら、皆さんも一緒に紐解いてみてください。

いつも通りの日常は必ずやって来ます。

夜が明ければ、次にやって来るのは朝。

この冒頭の部分で分かる事は、ここに「きみ」がいる訳ではないという事。

表現が哲学的で、読む人の解釈でいかようにも読み取れます。

筆者ならこう。

「星の声」は「きみ」の言った言葉。

時の～願いは「きみ」への未練。

繋げて解釈すると、「きみ」の言った言葉が頭から離れず、自分に残ってしまっている想い。

今はもう側にいない「きみ」。

きっとすぐには会えない様な、遠くの土地に行ってしまったのでしょう。

離れたからって人間は簡単に忘れる事なんてできないのに、「憶えていますか」なんてネガティブでちょっと惨めな言葉。

自分が忘れられないから、「きみ」はどうなんだろうと気になっています。

人を想う気持ちは、そんなに簡単に無くなってしまわないです。

やっとの思いで眠りについたって、朝が来て目覚めたら、記憶の奥の「きみ」を強引に引っ張り出してまた胸が痛む。

時間がもっともっと経過してくれない限り、この類の苦しみからは逃れられない。

「きみ」が目の前から居なくなって「知った」のは存在の大きさでしょう。

いつまでも「ぼく」を苦しめるのは、「きみ」の記憶。

現在なのか、過去なのか。

「きみ」を想う「ぼく」だけ時が止まっているんでしょう。

どうして夜が来て、また朝が来て、毎日繰り返されるのに「ぼく」だけ時が止まっているんだろう。

理由はとっくに分かっているはずなのに、気持ちのコントロールができません。 

そうです。

失恋した瞬間にスコーンと全部忘れられるなら、苦しむ人なんていません！

感情ってものが人にはあるんですから。

だから苦しむ事も確かにあるけど、愛する事も出来るんですよね。