未だ揺れる振り子
最後の望みを辿る糸
なぜ途切れてしまうぷつりと
こんなの胸が張り裂けそう
互いのため試行錯誤して得た覚悟
分かってるけど 迷うんだ
本当にこれで良かったのか
We might've had the possibility

出典: Possibility duet with 三浦大知/作詞:Nao'ymt 作曲:Nao'ymt

MVの中でも登場する振り子。気持ちがまだ揺れ動いていることを表現しているんでしょうかね。

お互い、ちゃんと関係修復の努力ができたら、まだ望みはあるのかも…

頭ではそうわかっていても、上手くできないってこともあるものです。

もうダメなんだろうなと頭では思っていても、相手のこと全てを嫌いになったわけじゃないだけに、なかなか決断できない。

それでも何とか覚悟したのに、それは崩れる寸前のジェンガみたいなもので、小さなことでもすぐに揺らいでしまって、すぐに迷ってしまう。

「やり直せないよ」と思って決断したはずなのに「本当にこれでよかったの?」って。切ないですね。

サビの最後、We might've had the possibility=「僕らには可能性があったのかも」。

そう、きっと相性は悪くなかったんでしょう。

何か、ボタンを掛け違えてしまったのか、些細だけれど大事なことが1つ抜けていたのか…

なにかひとつ違っていたら、上手くやれたんじゃない?って。そう思わずにはいられないような、切ない恋なんですね。

手を差し伸べ 頬に触れて
そうすれば体温は一気に 40℃
出会った頃の二人はそんな感じ
でも様変わり
心に潜む毒 中和する言葉は
思い出というフィルター通しても
遠く霞んで見当たらないんだ

出典: Possibility duet with 三浦大知/作詞:Nao'ymt 作曲:Nao'ymt

2番は三浦大知パートから。

出会った頃は、ちょっとしたスキンシップでも体温が上がって感じるほど、純粋に好きだったのに「様変わり」というフレーズが何とも辛いです。

「心に潜む毒」というのは、今、二人が関係を上手く修繕できない原因になっている気持ちでしょうか?

「悪いのはあっちの方なのに」だとか「こんなに自分は尽くしたのに」だとか…

つい、自分と相手のバランスで物事を見て、自分を正当化してしまったりしがちです。

本当は、きっかけを作ってしまったのは自分かもしれないのに。たとえそれが、小さな出来事だとしても。

素直に謝って関係修復の道を歩めればいいんですが、それは難しそう。

好きだけど、さよなら

危険な予兆 丁寧に説明できていたら
些細な誤解とこの結末は回避できたはず
不透明な態度が致命的
綺麗な記憶として残したいから
この選択しかなかったんだと
ねぇ 強く そう思わせて

優しくしないで 惨めじゃない…
(Don't cry... Don't cry baby)
If told you that I'm nothing without your love
あなたじゃなければ意味がない

出典: Possibility duet with 三浦大知/作詞:Nao'ymt 作曲:Nao'ymt

2番のサビが終わると曲調も変わって緊迫感が漂います。歌詞も核心へ。

「危険な予兆 丁寧に説明できていたら/些細な誤解とこの結末は回避できたはず/不透明な態度が致命的」

始まりは小さな誤解だったんですね。本当は違うのに「浮気なの?!」なんて、ケンカになってしまったんでしょうか?

でも、その誤解を丁寧に解くことができなくて、彼女はそれを根に持ってしまったのかもしれませんね。

そんな致命的なすれ違いが、別れ話にまで発展してしまったんでしょう。

けれど、「If told you that I'm nothing without your love」=「『あなたの愛がなければ、自分に意味なんてない』って言えたら」

幸せだった頃の思い出は確かに、この人が私のパートナーと確信できるほどのものだったのかもしれません。

夢見てたんだ
ずっと 一緒に
いくつものBirthday重ね
壊れないように
Baby もう叶わないけど
Never gonna change my love

出典: Possibility duet with 三浦大知/作詞:Nao'ymt 作曲:Nao'ymt

最後のアウトロ部分の歌詞がこれ。なんとも切ないです。

ずっと一緒にいる未来を夢見たのに、別れを選択した二人には、もうその未来は訪れません。

でも、Never gonna change my love=「私の愛は変わらない」、好きな気持ちが消えたわけじゃないんです。

いつか、新しい出会いがあったら、その時は関係修復を上手くできるといいですよね。

新曲もチェック!

「私このままでいいのかな」

【Possibility duet with 三浦大知/BoA】ファン必聴の名曲!歌詞の意味を解釈!の画像

BoAは2018年2月にニューアルバム「私このままでいいのかな」をリリース。

タイトルトラックのMVも公開されています。実はこれも失恋の曲。

付き合っても、自分が悪くて、フラれてしまう。でも、自分の悪い所を直せないまま。

「何がいけなかった?」の一言を口にする勇気がでない、ちょっぴりネガティブな心境を切り取った楽曲です。

「球体」

三浦大知は2018年6月27日に待望のニューアルバム「球体」をリリース予定!

全17曲の大ボリュームになる予定のこのアルバム全曲Nao'ymtによるプロデュースになると発表されています。

そう、Nao'ymtは「Possibility duet with 三浦大知」の作詞作曲を担当した彼。

安室奈美恵をはじめ、多くの大物アーティストのプロデュースや楽曲制作を行っているNao'ymt。

三浦大知とNao'ymtはどんな「球体」を作り上げるのか…?続報が待たれますね!

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エイベックスによる三浦大知オフィシャルサイト。プロフィールや新譜情報、スケジュール等。

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