「君」は夢を諦めてしまったようです。

それには何か事情があった様子。

決して本意ではなかったのだということが推測できます。

意外なのはこれだけの日々を共にしてきた主人公にさえ、その本心を打ち明けていないということです。

主人公は「君」が夢を諦めてしまったこと、そして自分に打ち明けてくれなかったこと、その二つの思いに悩まされています。

Aメロで主人公と君の宝物のような日々を描いていただけに、主人公の“なぜ?”という感情が強く伝わってきます。

「君」の本心を聞きたい

君への想いが高鳴って
限りなきチカラ生まれる
躊躇うならば この世界に
そっと祈ろう 夜が明けるように

出典: Hope/作詞:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito 作曲:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito

サビに入っていきます。

最初の二行は、この曲の冒頭と同じフレーズです。

これまでの歌詞に続くことで「君がいるから頑張れる」という主人公の希望にも似た思いに、どこか切なさを感じさせます。

次に描かれているのは主人公の率直な願い。

「君」がまだ自分の選択を受け入れることができていないのならば、諦めて欲しくないと歌っています。

目を閉じて耳を澄まして
探し出そう 君の答えを
求めるならば どこまでも
変わらぬキズナ振りかざそう
We are hope

出典: Hope/作詞:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito 作曲:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito

自分の心にそっと問いかけて欲しい。

これまでは主人公の一方的な思いが語れていました。

ここにきて初めて「君」自身がどう感じているのか、本当にそれでいいのか「君」の心を探ろうとしています。

「君」一人ではなく、今度は僕も一緒に考えたい、そんな思いも感じさせます。

道は続いている

青く広い世界の果てに
君と目指したい場所がある
進みゆく航路なら
遠い昔 もう決めていた

出典: Hope/作詞:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito 作曲:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito

ここでもONE PIECEを彷彿とさせるフレーズが登場。

ルフィたちの舞台である海に例えられています。

ルフィにとっての夢が海賊王であり、それを叶えるために旅するように、主人公と「君」の二人にも夢がある。

僕はまだ諦めていない、進むべき道はハッキリとあるのだから、あとは君次第だよ、と言っているようにも聞こえます。

かけがえのない存在

君と出会って言葉交わした あの日のこと
いつか一緒に夢を叶えるって決めたこと

名画のように胸の中
輝いているよ 強く 強く

出典: Hope/作詞:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito 作曲:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito

これまでの思い出を振り返る主人公。

まだ色褪せることはなく、もし仮に色褪せていたとしてもそれは美しい宝物。

主人公にとって「君」という存在がいかに大きいかが改めて示されています。

過去の自分を裏切っていないか

Cry 信じるもの守るために
Cry 自分らしく笑うために
ねえ 独りきりで背負う前に
この手を掴んでよ

出典: Hope/作詞:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito 作曲:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito

自分に正直になってほしい。

どうしても夢を諦めたことが本心だとは思えない主人公は「君」に言葉を並べます。

自分に嘘をつかなくていいように、いつか後悔しなくていいように…。

「僕を頼って欲しい」という思いは悲痛さも感じますが、それ以上に主人公の「君」を思う強さと覚悟が感じられます。

「君」のために何ができるか

君への想いが高鳴って
限りなきチカラ生まれる
躊躇うならば この世界に
そっと祈ろう 夜が明けるように

目を閉じて耳を澄まして
探し出そう 君の答えを
求めるならば どこまでも
変わらぬキズナ振りかざそう
We are hope

まだ届かない君の声が
無力な胸を押しつぶす
僕は君を求めているから
ヒカリ差し込む朝を信じていよう

出典: Hope/作詞:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito 作曲:Kenichi Anraku・TomoLow・MioFRANKY・Ryo Ito

たくさんの強い思いと願いを語ってきた主人公。

それでも「君」からの本心はまだ聞けていません。

熱い感情とは裏腹に、何もできていないことに対して、やるせない思いが押し寄せています。

最後のフレーズは「君」に対してというよりも自分自身に言い聞かせているようです。