ジャケットはあの名曲のパロディー?
ジェニーハイの2ndシングル
いろんな分野で活躍しているメンバーで構成された異色のユニット、ジェニーハイ。
元々はバラエティ番組『BAZOOKA!!!』の企画として結成されたという経緯があります。
今回は彼らの2nd シングル『ジェニーハイラプソディ』のユニークなMVをご紹介。
実は同曲のジャケット写真はクイーンの『ボヘミアン・ラプソディー』のパロディーなんです。
ジャケットだけにとどまらず、この曲は色んなジャンルの作品のオマージュが詰め込まれているんですよ。
今回はその元ネタを中心にご紹介していこうと思います。
MVをチェック!
架空の銭湯「銭異杯ノ湯」が舞台
とある銭湯で番台に座っている絵音さん。
この銭湯は少し奇妙な内装ですが、瓶入り牛乳なども売っており懐かしさもあります。
硬貨を数えるアイテム(エンゲルスというそうです)にはなぜかビー玉が。
色別に分けてあるので、色によって価値が違うのでしょうか。
白いシャボン玉が湯船の上に飛んでおり、湯面に接触するとはじけて、湯が白く濁る場面も。
入浴剤か何かで作られたシャボン玉なのでしょうか。不思議です。
メンバーの一人であるガッキーさん(新垣隆さん)は「もうたまらん!」といった様子で湯に浸かっています。
一見平和に見える銭湯でしたが、くっきーと小藪さんの芸人コンビ出現によって雰囲気が一変!
脱衣所にいるお客さん3人も驚いた面持ちで彼らの方を見ています。絵音さんもギョッとした様子。
けっきょくメンヘラホイホイか
小藪さんはたくさんビー玉が入った袋を番台に置き、二人は悠々と中へと入って行きました。
続いて訪れたのはイッキュウさん。彼女もまた芸人コンビと同じく黄色の衣装です。
男湯女湯それぞれののれんをめくって顔を出すシーンも。
また、この後は湯船に浸かっていたガッキーさんの、絶対に言いそうにない歌詞を歌っている姿が見られます。
メガネが曇ってしまっているのもポイント。アヒルの置物が小小大と登場したことも覚えておいてください。
歌詞に合わせて「メンヘラ」を連呼するイッキュウさんと絵音さん。
狐のお面を着けたり外したり…怪しさ満点。
二人が舌を出すとそこには「ジェニーハイ」と書かれた御札が。
一方、芸人コンビは嬉しそうに湯船に飛び込みます。
(特にくっきーさんの「待ちきれん!」とウハウハなっている表情が笑えます!)
二人はなんと服を着たまま。
ガッキーさんは驚いて思わず右往左往。メガネを外していることもあり、余計に混乱している表情に見えて面白いです(笑)
ゴーストライター!
大塚愛の『さくらんぼ』パロディーも
突然、映画『ゴーストバスターズ』のオマージュが始まります。
掃除機で楽譜を吸い取られるガッキーさん。
正面の鏡には、MV冒頭の振り向く絵音さんが映っているのにも注目です。
あの有名ロゴそっくりの禁止マークが登場し、間から顔を出す絵音さんとイッキュウさん。
五人はデッキブラシなどで「ゴーストバスターズ」になりきってポーズを決めます。
途中で写った青色のコップ。そこに入っていたビー玉から煙のような物が出ていました。
もしかしてこのビー玉は幽霊(ゴースト)を封じ込めたものなのでしょうか?
途中の合いの手はイッキュウさんがさくらんぼを手にしているので、大塚愛さんの『さくらんぼ』のオマージュだとわかります。
ロケ地はどこ?
次に暗い場所でスマートフォンをいじりだすジェニーハイのメンバー。
顔だけがライトアップされている様子は『ボヘミアン・ラプソディー』のオマージュでしょうか。
湯船に浸かった五人は シンクロナイズドスイミングのような振り付けで踊り出しました。
ここまでで1分半しか経っていないというのは驚きですね。とても濃いです(笑)
背景をよく見ると、本物の魚が泳いでいる水槽があるのに気づきましたか?
このロケ地はおそらく、改正湯という大田区西蒲田の銭湯です。
実際に泳ぐ魚を眺めながら入浴することができますよ。
さて各メンバーの特徴(得意分野)をテンポよく歌ったところで、各メンバーが水風船を割るシーンが。
画面が3分割され、様々な色に変わっていくのがおしゃれですね。
「ジェジェジェ」はNHKの朝の連続テレビ小説『あまちゃん』が元ネタだと思われます。