歌詞について!
題名「シューズ」について
甲子園の応援ソングであることから野球部のシューズが一番思い返されますね。
このシューズがどういった意味を持つのかということも一緒に考えてみましょう。
歌詞の解説!
それでは歌詞について見ていきましょう。
どのように青春時代を表現した歌なのでしょうか?
あの頃はキツかったけど
なぜか全部、一生懸命だったよな
それはそれで楽しくて
でもなんか辛くて泣いて。
出典: シューズ/作詞:WHITE JAM 作曲:WHITE JAM
昔の青春してた頃を思い出しているような歌詞ですね。
すべて全力で挑んでいた若かりし頃が思い出されますね。
力を抜くというということを知らなかった。
その分苦しいことがたくさんあったけれども、同じくらい楽しかった。
きっとこれを読んでいる皆さんも一度は経験した事があるのではないでしょうか?
どれもこれも最悪な思い出
だけどなぜか爆笑してた、あの日の僕ら
出典: シューズ/作詞:WHITE JAM 作曲:WHITE JAM
当時は深刻だった出来事も、時が経てば角がとれて思い出へと変わっていきます。
今となってもそんな嫌な出来事は最悪な思い出。
だけれどもみんなで爆笑してた頃のほうが思い出に残っているということでしょう。
「テレビでやってる甲子園見てる?」
君が久々かけてきた電話
「なんかこいつらの笑顔って
あの頃の俺たちみたいじゃない?」
出典: シューズ/作詞:WHITE JAM 作曲:WHITE JAM
前半2行から昔の友から電話がかかってきていることがわかります。
久々ということは青春時代よりかなり時間が経っているのかもしれません。
テレビに写った青春している若者たちを見て何を想うのか。
それは人それぞれ違います。
しかし、同じ時間を過ごした友ならば、きっと想うことは一緒でしょう。
タンスの中に眠っていた時計
捨てられなかったボロボロシューズ
なぜかあの日みたいに走り出す
出典: シューズ/作詞:WHITE JAM 作曲:WHITE JAM
1行目の「眠っていた時計」について見ていきましょう。
これはタンスの中の空間の時間が止まっている様子が伺えます。
そこにあったボロボロシューズも同様にあのときのままなのでしょう。
旧友と話したせいなのか、テレビの甲子園を見たせいなのか。
あの日のことが想いだされていますね。
あの頃は何もなかったけど
あの頃は金もなかったけど
でもね、しあわせだったぜ
出典: シューズ/作詞:WHITE JAM 作曲:WHITE JAM
若い頃というのは、時間がたくさんあります。
しかし、それ以外の実質的なものはほぼありません。
当然お金もありません。あったとしても大人になって稼ぐ金額に比べ少額。
それでも、何もなくても若い頃は満たされていました。
それは気の許せる友達がいたからなのか。
もしくは日々を全力で過ごせていたからなのか。
とにかくあの頃は幸せだったことが伺える歌詞ですね。
いつか僕ら、今日のことを振り返っても
羨ましくなるように「走ってゆこうぜ」
あの日のままのシューズは
今でも僕のオマモリ
出典: シューズ/作詞:WHITE JAM 作曲:WHITE JAM
遠い先の未来で今日のことを思い返したときに、楽しかったと思えるように。
あの頃に戻りたいと思いたくなるように、今を生きていこうということでしょう。
昔を振り返るだけでなく、未来のために今を楽しく頑張って生きていこう。
そんな風な意思が見られる歌詞ですね。
未来のために楽しく日々を過ごせるように。
そのために、あの頃のシューズはオマモリとして保存しているということでしょう。
あの頃、俺ら無敵だった。
あの頃、お前はクズだった
見てくるやつはブッ飛ばした、
始発帰り明け方の空
出典: シューズ/作詞:WHITE JAM 作曲:WHITE JAM