悪だと思うものを全て排除しました。そこにはきっと幸せな世界が待っているのでしょう。

誰も逆らうことのない、何の不自由もない世界になったのです。

そのはずなのにどうしてか、とても居心地が悪いのです。

これまで理想にしてきた平和に辿り着いたのに、戦争が無くなってしまったために平和も無くなってしまったのです。

そうさ僕らは幸福世代僕らの平和を守るため
僕らの世代が戦争を起こしますそいつの名前はLove the warz
世界が信じたLove&Peace
Peaceを守るためいつしかみんなで悪をミナゴロシにして世界は何か忘れてきた

出典: Love the warz/作詞:深瀬慧,Nelson Babin-coy 作曲:深瀬慧,中島真一

正義も悪も共存していた時には、きっと愛があったのです。対立するもの同士でも、分かりあって生きてきたのです。

 しかし、悪を全て排除した世界にみんなが望んでいた世界は無かったのです。

Love and Peace. Beautiful world. Perfect age. Happy generation.
The things we have lost along the way.
Hold on. Something is wrong. Just what are we forgetting?

出典: Love the warz/作詞:深瀬慧,Nelson Babin-coy 作曲:深瀬慧,中島真一

Love and Peace.Beautiful world. Perfect age. Happy generation.
The things we have lost along the way.
Hold on. Something is wrong. Just what are we forgetting?
Where's the love?

出典: Love the warz/作詞:深瀬慧,Nelson Babin-coy 作曲:深瀬慧,中島真一

和訳

ラブandピース 美しい世界 完璧な時代 幸福な世代

僕達は確実に「何か」を失った

アレ?ちょっとなんか変だ僕達は何を忘れてる?

あ、そうだ「LOVE」はどこ?

人々は愛し合って生きてきた

平和を取り戻そうと生きてきました。そして平和を取り戻した今では生きる意味が見つからないのです。

これまでには愛が溢れていたのに、気づけば愛が無くなっていたのです。

勝者がいるから敗者がいるように、正義があるから悪がある。不幸があるから幸福を見つけられたのに、幸福の中に幸せを見つけることが出来ないのです。

2曲を聴いてみて

それぞれの正義と悪がある

【Love the warz/SEKAI NO OWARI】歌詞の意味を徹底解釈!動画視聴はこちらの画像

「天使と悪魔」「Love the warz」の2曲を聴いてみて、どちらの曲にも言いたいことがあるのは分かりました。

そして、2曲の作詞を担当しているFukaseさんは、どちらとも本音であると語っています。

なので、この曲はリスナーが2曲とも聴いてみて個人個人で思うことがあって当然です。それで良いと思います。

YouTubeにアップされた「Love the warz」に対して「この曲のどこがいいの?」とコメントがあり、それに「耳腐ってんのか」というようなレスポンスがありました。

この曲は争うことや戦争について考えさせようとリスナーに投げかけているはずなのに、結局Fukaseさんの思いは伝わっていないのかと、少し残念に思いました。

この曲を聴いて、戦争の意味、人を愛する意味などを考える機会になればいいと思います。

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