和訳

【一人、また一人と倒れていくんだ

一人、また一人……】

歌詞内容を解説

当時のONE OK ROCKが置かれている立場を歌ったものなのではないか、という印象を受けますね。

2006年にインディーズデビュー、以降そこそこ売れてはいましたが、大ヒットには恵まれず、”中堅”と呼ばれるような時代が長く続いたこともありました。

音楽業内の中で生き残っていくことは、まさに戦場のようなものなのでしょう。

その手に銃を握るかのように、心を鬼にしなければならないようなことに直面することも多いのではないでしょうか。

天国にはもう行けないな、と感じてしまうような、自分の中では許せない行為をする必要に迫られることもあったのかもしれません。

絶対的な居場所を確保するために、戦い続けます。

周りの人間が夢破れて去っていくのを横目に見ながら、上り詰める為に強くあり続けます。

戦いに戦いを重ねて


「完全感覚Dreamer」の大ヒットによって、大ブレイクを果たしたONE OK ROCK

シーンの頂点に上り詰めるところまで、ついにやってきました。

太陽のように、頂点で光り輝く存在に。

皆が、振り仰いで見るような存在に。

でもそこは、もう逃げ場の全くない最前線。

目の前には敵が並びます。

背中を向けることなど、できようはずもありません。

やっと手にしたこの位置を、明け渡すことなど。

そしてその地位を守るために、またその手に武器を握るようにして戦うのです。

選ばれし者としての自信をもって。

また元の中途半端な存在に戻ることがないように。

周りで、一人、二人と倒れていっても、それでも……。

孤独な戦いは、ずっと続いていくのです。

それだけ、彼らの生きていく世界は厳しいのでしょう。

シビアな歌詞から、それを感じ取ることができますね。

TAB譜で目指せ完コピ!

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まだ楽器を始めて間もない方には、TAB譜は心強い味方ですよね。

どの弦の、どのフレットを押さえればいいのか指示してありますから、ぜひ活用してみてください。

完コピも、きっとすぐそこです。

それぞれの世界での戦い


孤独な闘いの様子を映し出したOne by Oneの歌詞内容、色々考えさせられる部分もありましたね。

ONE OK ROCKは音楽という世界で戦っていますが、私達もそれぞれが身を置いている世界の中で日々戦っています。

社会生活においては確かに、本意ではないけれども結果として人を陥れたり、また傷つけたりしてしまうことも時としてあります。

自分にとって大切なものを守るために、周りの何かを犠牲にしてしまうことも。

そうやって、みなそれぞれの戦いを生き抜いています。

そういった生きていくことの厳しさ、綺麗事だけでは済まないこの世の中を、この歌は表しているのではないでしょうか。

改めて、生きていくということを考えながら、この曲を聴いて見るのもいいかもしれません。

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