おすすめ人気曲ランキング:第10位
ショウ・マスト・ゴー・オン(The Show Must Go On)
フレディ・マーキュリーがいたクイーン最後のアルバム『イニュエンドウ』のラストに収録された曲です。
PVで女装した彼のビジュアルが強烈でした。
自らがバイセクシュアルであることをカミングアウトするかのようなオープニングですね。
悲しげなメロディーの曲ですが、メンバー4人が揃った最後のアルバムを象徴するような曲でもあります。
なんだか寂しげだなあ…というのがこのアルバムを最初に聴いたときの感想です。
すでにエイズに冒されて体調が悪化していたフレディは、先が長くないことを悟っていたのかもしれませんね。
そんな彼の悲しみを感じる曲です。
おすすめ人気曲ランキング:第9位
マイ・ベスト・フレンド(You're My Best Friend)
彼らの人気を決定づけた大ヒットアルバム『オペラ座の夜』に収録。
メンバーの中でどちらかといえば目立たない存在だったベースのジョン・ディーコンが書いた曲です。
あまり目立たなかったのはボーカルとギターの2枚看板が強力だったこともあるでしょう。
ボーカルのフレディは唯一無二の存在感、ギターのブライアン・メイはとにかく格好よかったのです。
おまけにドラムのロジャー・テイラーは美形でリードボーカルも取っていました。
それでも後からオーディションでバンドに加入したジョン・ディーコンは重要な存在だったのでしょうね。
「マイ・ベスト・フレンド」は彼の人柄を表すように、ホッと息抜きできるいい曲です。
おすすめ人気曲ランキング:第8位
ワン・ヴィジョン(ONE VISION-ひとつだけの世界-)
アルバム『カインド・オブ・マジック』に収録。
何かが始まりそうな雰囲気のイントロにブライアンのギターが入るところが最高に格好いい曲です。
短いけれどクイーンらしい綺麗なコーラスと相変わらず気持ちよくシャウトするフレディのボーカル。
そして何といってもハードなギターが耳に残るロックナンバーですね。
『カインド・オブ・マジック』に収録された曲には他にも映画のサウンドトラックに使われたものがあります。
「リヴ・フォーエヴァー」はヒットしたSFアクション映画『ハイランダー 悪魔の戦士』の一場面で流れました。
主演のクリストファー・ランバートが非常に格好いいので、映画ともどもお勧めです。
おすすめ人気曲ランキング:第7位
レディオ・ガ・ガ(RADIO GA GA)
中身もジャケットも少し地味だったアルバム『ザ・ワークス』に収録。
ボーカルはフレディ・マーキュリーですが、これはドラムのロジャー・テイラーが書いた曲です。
ジョン・ディーコンの「マイ・ベスト・フレンド」と同じく、なんだかホッとする雰囲気があります。
ラジオがヒット曲を生み出していた古き良き時代を歌った曲ですね。
若い頃にラジオから流れてきた音楽を”ga ga”や”goo goo”と表現しているのです。
PVと同じようにこの曲に合わせて大観衆が手を叩く映像を見たことがありますが、まさに鳥肌モノでした。
ラジオが新曲に触れる貴重な情報源だった世代にとってはたまらないものがあると思います。
そんな時代を知らない世代の人にとっても素直にいいなと思える曲ではないでしょうか。