曲はもちろんPVもおすすめ!「ハゼ馳せる果てるまで」
「ハゼ馳せる果てるまで」はACAねさんの綺麗な高音とテンポが良い曲調が心地よい曲の1つです。
曲を聴くだけでもリピートしてしまうのですが、PVもぜひ一緒に見てもらいたいポイント。
ずっと真夜中でいいのに。通称「ずとまよ」のPVには可愛らしいハリネズミのキャラクターがいます。
お茶目なしぐさが可愛らしいハリネズミですが、今回のPVでは少しクスッと笑ってしまうような描写が…。
上記の動画から視聴できますので、まだ見ていない人はぜひ見てみて下さい。
PVには他楽曲作品のキャラクターも出ている?
「ハゼ馳せる果てるまで」のPVは他にも見どころがあります。
それは他の楽曲のキャラクターが出演している点です。
今回のPV多く出ている他作品のキャラクターとして「秒針を噛む」の女の子になります。
他にも他作品を象徴するような物がいくつか出ている様子。
「ずとまよ」好きな方はぜひ探してみて下さい。
歌詞にも他楽曲と関連してそうな言葉がある
「ハゼ馳せる果てるまで」の場合はPVだけでなく歌詞の中にも繋がりそうな言葉がいくつかあります。
歌詞目線の人物が「誰か」に会いたがっていることから世界観が【Dear. Mr「F」】と同じではないか。
また「秒針を噛む」の歌詞の言葉が違う意味で使われているなど、挙げたらキリがありません。
「ずとまよ」独特の言い回しが多いので、考察する側も様々な想像ができます。
「ハゼ馳せる果てるまで」歌詞解釈
価値がない行動
曖昧な解決 どう踠いても
単純問題解答ならば
表 裏 使い切って
遠ざかる練習 繰り返すの
出典: ハゼ馳せる果てるまで/作詞:ACAね 作曲:ACAね
世の中には白黒ハッキリつかないことが多くあります。
ルール上では禁止されているけれど、実際は黙認されているなんて場合もあるでしょう。
そんなあやふやで、その環境にいる人達にしか分からない現状を歌詞1、2行で表している様子。
そしてそのあやふやな状況で満足しているのを、ハッキリさせようとすると批判の的になります。
このような状況は何もルール上禁止されている場合だけではありません。
友人関係、学校、職場…様々な所でこのあいまいな線引きは存在しているのです。
あの子は良くて自分はダメ、Aは良いけどBは怒られそう。
そんな空気を読むのが当たり前の世界で歌詞目線の主人公は「何か」をしている様子。
最後の歌詞を見ると、決して世の中に求められている行動ではなさそうです。
本当の気持ちは無視して
会いたいは有限 壊さないように
確かめてしまう癖を
嫌がらないで もう助けてよ
また スパイラルに絡まる
出典: ハゼ馳せる果てるまで/作詞:ACAね 作曲:ACAね
やりたいという気持ちはその時に行動を起こさないと消えていってしまいます。
いつか読もうと思って買った本やゲームが、ホコリをかぶった状態になっているなんて経験ありませんか?
歌詞1、2行目はそんな心情に近いものを表しているのかもしれません。
会いたい気持ちはあるけれど、今は何らかの理由で会いに行くことが出来ない。
でもいずれ行動に移すからいまとりあえず保留にしておこう、という考察ができます。
歌詞3、4行目では後回しにする自分に対して自己嫌悪になっている様子。
結局会いに行かないんでしょ、ともう1人の自分に指摘されているのかもしれません。
楽な選択肢がたくさんある
もう 君どころじゃないよ
春も消毒も 終わらせたいから
人口知能 使って 引き止めたりしないで
簡単に正解 ばら撒かないでいてね
出典: ハゼ馳せる果てるまで/作詞:ACAね 作曲:ACAね