孤高のMC・KOJOEに注目!
MV「24」の魅力に触れたい
どこを切り取ってもクールな写真になる動画
監督はCreativeDrugStoreのHeiyuu
YouTubeに公式MVが上がっているので一緒に観ていきましょう。
バックトラックが鳴り出し、画面が明るくなると同時にクレジットが出ます。
クレジット通り今回のMVの監督はHeiyuu、撮影はHeiyuuとudaiです。
Heiyuuは近年目覚ましい活躍をしている映像ディレクター。
CreativeDrugStoreの若き映像作家です。
作品はすでに数多あります。
日本のHIP-HOPシーンの数多くのアーティストが彼に信頼を寄せているのです。
歌もラップもバックトラックもすべて美しい
ピアノのコード・ストロークがバックトラックで美しく流れ始めます。
次いで電子音とビートが覆い被さってくるのです。
優しいヴォイスとともにKOJOEはBMWの左ハンドル運転席に身を沈めます。
昼下がりでしょうか、明るい高速道路を優雅に進むBMW。
筋雲がなびく青空。
ハレーションする太陽。
高層ビルディング。
ラップと歌の二刀流
KOJOEの落ち着いた歌声が素晴らしいです。
彼は得意のスムースなラップだけでなく歌も非常に上手であります。
新潟県生まれ、NY育ち、バイリンガルのKOJOE。
彼のサウンドの嗜好はブラック・ミュージックの影響だけでは語れないユニークさを携えています。
優しい声音と発音に酔わされること間違いなしです。
ふたつのシーンが交錯する
ラップが始まると街中をゆくシーンと、スタジオで仲間とパーティするシーンが交錯。
ふたつのシーンが目まぐるしく画面を行き交います。
KOJOEは街中ではエレガントな半袖シャツ、スタジオではラフなTシャツ姿です。
楽しそうなパーティ
特にスタジオで仲間たちと楽しそうにお酒を飲むシーンが印象的ですね。
KOJOEは白いヴォーカル・マイクを片手に歌ったり、ラップを決めます。
様々な楽器やターンテーブルなどの機材に囲まれて、本当に音楽を愛しているのだなと感じ入る場面です。
街中では綺麗な画作り、スタジオでは多少ラフな画作り。
両者が交錯する感じがHeiyuuの狙いなのでしょう。