クライマックスの歌詞を読み込むと山口隆の野望が透けてきます。

僕は悲しいことだってきちんと表現しようと歌うのです。

私たちは悲しみというものを生活の中から排斥しようとします。

悲しみに飲み込まれる人生を嫌がる傾向は誰にだって共通することでしょう。

しかし僕はその悲しみもきちんと鳴らそうよと歌います。

悲しいことから目を瞑ってしまうと私たちが生きてきた証も消えてしまわないかと訴えるのです。

さらに本当に明るい世界に到達したいならば闇深い心模様だってタンバリンで鳴らそうといいます。

タンバリンという楽器にある馴染み深さや気軽さというものが大事なのでしょう。

すべての人がギターやピアノを弾ける訳ではありません。

しかしタンバリンであるならば振れば音が鳴ることを私たちは知っています。

生活や人生のリズムやビートを思い思いに刻んでみるといいと歌われているのです。

悲しいことであっても歌や音楽に昇華すると、新しい世界に到達できるよと教えてくれます。

この先も前向きに生きたいのならば悲しみこそビートで揺らせばいいのです。

「全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ」というタイトルはよりよく生きるためにあります。

私たちの誰にとっても簡単にできるタンバリンでの演奏で辛い思いを吹き飛ばせると信じさせてくれたのです。

サンボマスター歌詞はこれだからこそ聴くべき価値があると改めて思います。

よりよい人生のため、未来のためにいまの思いの丈を鳴らしきりましょう

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

OTOKAKEとサンボマスターの軌跡

サンボマスター【全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ】歌詞の意味解説!なぜタンバリンを鳴らす?の画像

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