新曲「アンビバレント」のカップリング曲が話題に!

欅坂46「302号室」の歌詞の意味を解釈!2年間の同棲生活に終止符…実はずーみんに贈る歌って本当?の画像

いまや国民的アイドルとなった欅坂46

そんな欅坂46が、2018年8月15日にリリースした新曲アンビバレント」はすでに大きな注目を浴びています。

しかし、その「アンビバレント」のカップリング曲である「302号室」という楽曲も、実はひそかに人気をよんでいるんです。

「アンビバレント」のCDは、Type-A、Type-B、Type-C、Type-D、通常盤といった5つの形態でリリースされています。

そのうち「302号室」が収録されているのはType-Cのみです。

同じ「アンビバレント」のCDでも形態によって収録内容が微妙に異なっているため、全種類集めたくなっちゃいますね!

「302号室」を歌っているのは誰?

「302号室」を歌唱しているのは、メンバー小林由依さんと土生瑞穂さん。

二人はグループ内ユニット"線香姉妹"の名義でこの曲を歌っており、今回新しく結成したユニットでもあります。

アンニュイな雰囲気の歌声を持つこの二人が歌うことによって、楽曲の持つ"切なさ”を強く引き立てているように感じられますよ!

夏休みを満喫しているようなMVをチェック!

「302号室」のMVに出演しているのは、もちろん歌唱をしている線香姉妹の二人。

MVの舞台となっているのは、レトロな雰囲気が漂う平屋のお家です。

そのお家の中で読書をしたり、風鈴を揺らしたり、お庭を歩いたりする二人の様子が見られます。

そして、サビの部分で二人はお家の縁側へと移動し、見事にシンクロしたダンスを披露しているんです。

なんだか、田舎のお家でまったり夏休みを楽しんでいるようにも見えますね。

現在はショートバージョンのMVのみ、公式のYouTubeチャンネルで公開されています。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

同棲カップルの別れを描いた歌詞が切ない!意味を解説!

「302号室」は同棲生活をしていたカップルの別れを描いた歌詞が印象的な楽曲です。

二年間付き合って同棲までしたけど、あっけなく終わりを迎えてしまった恋。

そんな切ない失恋を描いています。

ということで、具体的にどのような歌詞が書かれているのか紹介しながら意味を解説しましょう!

引っ越し当日を迎えた二人

引越しのトラックが来て
君が指示した荷物が運び出されて
僕は隅っこで眺めてるしかなかったよ

出典: 302号室/作詞:秋元康 作曲:小田切大

同棲生活を解消して、恋人が引っ越しをしているシーンから始まります。

引っ越し当日を迎えた二人。

黙々と荷物をまとめる恋人と、それを黙って見ている歌詞の主人公を思い浮かべることができます。

引っ越し業者の人も来て、パタパタと片付けていく様子が垣間見れますね。

恐らく二人で過ごす最後の時間かもしれないのに、とてもあっさりと描かれているのが印象的です。

なぜ恋人はさっさと片付けているの?

それなりに二年間の思い出くらいは
どこかにあるだろうけど
そんなあっさりと片付けられると切ない

出典: 302号室/作詞:秋元康 作曲:小田切大

きっと恋人が出ていこうとしている部屋には、二人で過ごした思い出がたくさん詰まっていたはずです。

ずっと一緒に暮らしていたのですからね。

それにも関わらず、何の抵抗もなくさっさと片付けていく恋人。

もうこの部屋に思い入れはない」といっているようにも感じられて切ないですね。

この歌詞の主人公も、素っ気なすぎる恋人の態度を切なく感じているようです。

「金属疲労」と「失恋」を重ね合わせた歌詞

だけどどっちがいけなかったか
誰も審判できない
金属疲労みたいに
恋だって終わるんだ

出典: 302号室/作詞:秋元康 作曲:小田切大