BOOWYの「Marionette」にはアニメPVがある！？心に刺さる歌詞の意味も公開！TAB譜あり

周囲の大人や、権力を持っている奴の言いなりになって

恥も感じないようになっていって、見ているこっちが恥ずかしいぜ、がっかりだ

支配されることにいつから慣れてしまったのさ

誰かの言いなりになったり、そんなタマじゃないだろう

決められた道をそのまま進むなんて、できるはずもない、そうだろう

「Marionetto」の作詞を担当したヴォーカルの氷室京介は、当時BOOWYがブームになって騒がれ始め、BOOWYなら何でも売れるというのならこれでも食らえ、という気持ちで作詞をしたといいます。

このころのヒットチャートを賑わしていたのはほとんどがラヴソングであったことから、このような歌詞内容、曲調のこの曲は異彩を放つものでした。

ところが瞬く間に大ヒット、オリコン週間1位を獲得、BOOWY最大のヒット曲となりました。

このことからも、当時のBOOWYの勢いは凄まじかったことが伺い知れますね。

この「Marionetto」のPVは、まだ創業して間もなかったころのガイナックスが手掛けているアニメPVであり、監督は北久保弘之です。

ガイナックスは『新世紀エヴァンゲリオン』でよく知られているアニメ制作会社であり、北久保監督は『AKIRA』や『ジョジョの奇妙な冒険』に関わってきた来た経験を持っています。

名作と名高いPVなのですが、実はこの「Marionetto」には、もう一つPVが存在します。

シングルの発売にアニメVer.の制作が間に合わなかったため、急遽バンドの演奏シーンの収録の様子がメイキングPVとして公開されたという経緯がありました。

そのため一曲にアニメVer.とメイキングVer.という二種類のPVが存在するという事態になったそうです。

残念ながら2017年12月現在、この2作ともYouTubeなどの動画サイトでは見ることができないようです。

唯一、カラオケでこの「Marionetto」のPV.Verがあり、このアニメ仕立てのPVを見ることができるという情報があります。

このPV見たさにカラオケに足を運ぶという方も。

ここではPVではないですが、公開されているライヴ画像をご紹介しましょう。

1987年12月24日、衝撃の解散が発表されたあの日が、BOOWY35周年プロジェクトとしてついに映像化。

音源もリマスター、オリジナルフィルムからの4K化と、最高の映像と音でファンの長年の期待に応えてくれました。

そのティーザー映像ですが、映像の美しさが驚異的ですね！

もはやレジェンド級の彼らの作品は、今なお新鮮な輝きを放ち続けています。

名曲「Marionetto」は発表から30年を経た今でも、多くのロックファンに愛され続け、カバーされ続けているようです。

この機会に、日本のロックのルーツといわれるBOOWYの名曲をじっくりと堪能してみてはいかがでしょうか。