打ち抜かれた相手は、そのまま主人公の方へと倒れ込んだのでしょう。
倒れ込んだ相手の体を抱きしめれば、最初こそ温もりを感じるかもしれません。
しかし、だんだんと冷たくなっていく体に命が尽きていくことを実感してしまいます。
的確に撃たれた銃弾はたしかに相手の命を奪っていったのです。
MVでは鹿がライオンを抱き留める様子が描かれています。
ライオンを彗星に例えた、詩的な表現で物語は幕を下ろしているのです。
例え命が尽きても、相手が主人公に向けていた優しさや思いまでもが消えてしまうわけではありません。
相手が自分に向けていたそれらの感情は、この世界では珍しいことだったのでしょう。
それを忘れてしまわないように、主人公は相手の全てを胸に抱き留めているのだと読み取れます。
最後に
今回はYOASOBIの「優しい彗星」の歌詞を読み解いてみました。
悲しい結末に胸が苦しくなるとともに、2人の深い絆を感じられるのではないでしょうか。
1番と2番で視点が変わりますが、きっと互いに思うことが同じだったのではないかとも感じさせてくれます。
この楽曲はTVアニメ『BEASTARS』のエンディングテーマですが、YOASOBIはオープニングも手がけています。
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ぜひご覧ください。
YOASOBIは小説を元にした楽曲を多く配信しています。
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