BLUE ENCOUNT
アニソンタイアップから人気が爆発した4人組ロックバンド
BLUE ENCOUNTは、熊本県出身の4人組ロックバンドです。ベースの辻村以外の3人によって熊本で結成され、バンドの上京後に辻村が加入して現在の体制となりました。
爆発する激情を見せる熱いライブやボーカル田邊のMCがバンドの特徴としてよく語られており、「号泣バンド」と紹介されることもあります。
長くインディーズで下積み時代を重ねていた彼らがバンドとして大きな飛躍を見せたのが、メジャー2ndシングル「DAY×DAY」の人気アニメ「銀魂」主題歌への起用でした。
このタイアップで一気に知名度を上げた彼らは、続いて4thシングル「Survivor」によって「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」とのタイアップも果たします。
泥臭い男の戦いが描かれたこのアニメと熱血バンドBLUE ENCOUNTの相性は抜群で話題になり、彼らの人気は決定的なものになりました。
その後、BLUE ENCOUNTは「VS」で再び銀魂とタイアップを果たしました。
この曲は2017年11月29日に彼らの8thシングルとして発売が予定されており、これからの情報解禁やMVの公開などが待たれています。
こうしてタイアップの経歴を振り返ってみると、BLUE ENCOUNTはアニメの主題歌を務めたことで人気を高めていったバンドだと分かりますね。
彼らの楽曲が持つ熱量は、熱いバトルアニメの世界観を何度も盛り上げてきました。
BLUE ENCOUNT「もっと光を」
メジャーデビュー後初のシングル
そんなBLUE ENCOUNTがメジャーデビュー後最初のシングルとして発売したのが「もっと光を」です。
彼ららしい熱いメッセージがストレートなロックサウンドに乗って叫ばれるこの曲は、新人バンドのノンタイアップ曲ながらオリコン週間チャートで23位を記録しました。
BLUE ENCOUNTの魅力がつまったロックナンバーとなっている「もっと光を」は、今なお彼らの代表曲としてライブでも人気の一曲です。
「もっと光を」はMVが熱い

熱い思いが叫ばれる「もっと光を」のMVも、曲のパワーに負けないくらい強い情熱がほとばしるものとなっています。
メンバーそれぞれが感情を爆発させて暴れる演奏シーンの迫力はライブさながらで、タイトルにもある「光」の演出がそのパフォーマンスを彩ってより盛り上げます。
演奏シーンメインのシンプルな内容ながら見ていてると思わずこちらも頭を振って暴れたくなるような熱いMVは、彼らが根っからのライブバンドであることを物語っています。
「もっと光を」の歌詞を紐解く
出だしからフルスピードで畳み掛ける
悲しい記憶に寄り添うたび 答えを求めるの
これ以上誰かがこの思いを繰り返さないように
もっと光を もっと光を
もっと光を君に届けたくなったよ
もっと光を もっと光を
もっと光が君に届くように
出典: http://j-lyric.net/artist/a0587d4/l034819.html
静かに始まる歌い出しの言葉は、この曲が「他の誰か」に伝えたいメッセージを描いていることを物語っています。
そして、曲が始まって即座に最初のサビが訪れます。
タイトルにもなっている「もっと光を」というワードが繰り返されるサビは、一度聴いただけで一発で記憶に残りますね。
「もっと光を」というタイトルだけだと曲の主人公が自分で希望を掴もうと手を伸ばしているようなイメージですが、サビでこの言葉の後に続く「君に届けたくなったよ」といった言葉からは、この曲が誰かを助け、支えようとするメッセージソングなんだと分かります。