決して諦めないという思い

横山・大倉(↑丸山)
乾くノドを潤していく そんな日々を過ごして

全員(↓丸山・大倉)
いつか頼ってたS.O.S もう白旗は必要ない
楽しく行こうぜ my trip 誰か目印になってく

全員(メイン:渋谷)(↓丸山・大倉〉
Fight for the right このまま

全員(メイン:錦戸)(↓丸山・大倉〉
Fight for the love 明日も

出典: Fight for the Eight/作詞:葉山拓亮 作曲:葉山拓亮

常に上を目指し、ハングリー精神で現実に立ち向かってきた。

だからこそ満たされることは無く、常に渇きを感じていたのでしょう。

誰かに助けを求めていた遠い昔。

心が折れそうな瞬間も幾度となくあったことでしょう。

でも今は、諦める必要なんてどこにもない。

仲間と共に光を掴めたから。

ここからは顔を上げて、笑顔で歩いていこう。

そんな力強い歌詞です。

関ジャニ∞自身のことでもある?

歌詞を見てみると、関ジャニ∞のことを歌っているようにも聞こえます。

曲中では旅というシチュエーションですが、これは人生にも置き換えられます。

人生山あり谷ありというように、いい日も悪い日もあります。

仲間と支え合って、痛みを分け合って進む旅路。

やがて大きな希望に出会える姿。

それはまさに、デビュー前から苦労してきた関ジャニ∞の姿です。

東京への対抗心

メンバーの中でも年長組といわれる3人は、東京へのこだわりが強かったようです。

村上くん、渋谷くん、横山くんは、他のメンバーより先に東京へ進出していました。

だからこそ、関西と東京でのジャニーズJr.の扱いの違いを感じていたことでしょう。

上へ上へと目指していた時期、多感な時期でもあります。

子供ながらに東京との違いを感じ、悔しい思いをしたことでしょう。

そんな辛く苦しい日々が、旅の行程。

そしてようやく出会った光は、デビューへの道。

たくさんの苦労をしながら、少しずつ大きくなっていったグループです。

まさにこの歌は、関ジャニ∞の歩みそのものといえます。

「いつか叫んでたSOS」はどうなった?

「Fight for the Eight」の歌詞が、関ジャニ∞と重なるとすると、他にも気になる歌詞があります。

それは、歌の中に3回登場する「SOS」です。

SOSは、助けを呼ぶ信号です。

苦しかった時期、いつもどこかに助けを求めていた。

それはたとえ声にならなくても、閉塞感の中で、出口を探していたのでしょう。

もう助けはいらない

しかし、そのSOSは聞こえなくなりました。

メンバーはようやく、夢に手が届いたからです。

デビューすれば知名度も人気も徐々に上がっていきます。

より大きな場所でライブができ、たくさんのファンの人を集められるようになります。

だからもう、助けはいりません。

以前は自分たちに力がなかったから、必死にあがいて出口を探した。

けれど今は、実力も耐久力も付いて、助けを求める必要がなくなったのです。

これからはもっと前向きに、力強く歩んでいける。

そんなメッセージが込められているのだと思います。

メイキング映像もチェック

「Fight for the Eight」はアルバム曲ですが、PVもついています。

ファンとしては、PVやメイキング映像もチェックしたいところ。

そこで、収録情報についてご紹介します。

「FIGHT」初回限定盤Bに収録

「Fight for the Eight」のPV、メイキング映像は、「FIGHT」の初回限定盤Bに収録されています。

完成作品であるPVはもちろん、メイキングは貴重なもの。

制作過程やメンバーの様子、やりとりなど、PVとは違った楽しみがあります。

また、初回限定盤Bには、ユニット曲、ソロ曲のレコーディング映像もついています。

メイキング同様、レコーディングの様子もなかなか見ることができません。

曲が生まれるまでの過程を楽しめるのも特典の1つ。

ぜひチェックしてみてください。

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