いつだって良い子のふり
お城での日々に、ウンザリ
姫君Shake! Shake!
姫君Shake! Shake! Shake!
いつだって抱き寄せて
もう少しだけ おそばに
姫君Shake! Shake!
姫君Shake! Shake! Shake!
Oh!姫 Don't Stop 姫! Oh!姫 Don't Stop 姫君!
出典: 姫君Shake! feat. 齋藤摩羅衛門/作詞:池田貴史 作曲:池田貴史
現実世界でもファンタジーの世界でも、自由のない暮らしを送るのが姫の宿命なのかもしれません。
父や家督を継ぐ兄のため我慢に我慢を重ねる生活……。
でも姫だってひとりの女の子なんです!
知性・品格を問われる生活から抜け出したくなることだってあるんです。
一度わき起こったこの衝動は、もう誰にも止められません。
MVでも、ランプを片手に提げて脱走の機会を伺っています。
こんな風に女の子を謳歌しようと抜け出したお姫様が、かつていたのかもしれませんね。
それでも諦められない外の世界
今宵は城下に行けず
父の話を聞いてます
ご機嫌ななめでこざいます
どんどん意識が遠のきます
大事な縁談すっぽかして
殿様はカンカンです
相手の顔知らずに嫁ぐなんて
そんなのゴメンだわ
出典: 姫君Shake! feat. 齋藤摩羅衛門/作詞:池田貴史 作曲:池田貴史
続いてレキシのパートです。
武家のような身分の高い人たちは、政略縁組みが当たり前だった時代。
身分の低い庶民の方が、今の私たちのような自由恋愛をしていたくらいです。
年頃の男女が長屋でご近所さんだったら……、恋が始まらないわけがありません!
籠の中にいる姫君にとっては、あまりにも遠すぎる自由恋愛の世界です。
城下の先にいるのはきっと、身分違いの叶わぬ想い人でしょう。
城の中から眺める城下は、そこまで距離は離れていないはずなのにひどく遠い世界のようです。
修羅場の予感?
「殿様はカンカンです」……修羅場の予感しかありません!
殿様の家に嫁ぐくらいですから、一族にとっても超重要な縁談であったことは間違いありません。
破談で済めばマシな方で、悪ければお家取り潰しの窮地です。
意識が遠のきそうなのは、むしろ父の方かもしれません。
でも姫にはそんなこと関係ありませんよね。
大本命が城下にいることが分かっているのに、親が決めた人と結ばれなければいけないなんて……。
ちょっと切ない関係を想起させるような歌詞になっています。
姫君の好きな人とは?
MVに登場する、姫君の想い人とは……。
まさかまさかの洋装ブロンド男子です!
身分どころか国籍レベルで違いすぎるおふたり。
王子に一目惚れしちゃった姫の表情は完全に乙女です。
果たして彼女は幸せをゲットできるのでしょうか?
逆シンデレラ?
いつまでも楽しいだけじゃ
いられないって 分かってるわ
姫君Shake! Shake! Shake!
いつだって良い子のふり
お城での日々に、ウンザリ
姫君Shake! Shake!
姫君Shake! Shake! Shake!
いつだって抱き寄せて
あなたとの日々を、イマジン
姫君Shake! Shake!
姫君Shake! Shake! Shake!
出典: 姫君Shake! feat. 齋藤摩羅衛門/作詞:池田貴史 作曲:池田貴史
ラスサビ部分では、恋してしまった王子様と手を取り合ってのダンスが見られます。
王子が長身イケメン、そして小顔過ぎて思わず見惚れてしまいますね!
姫君の浮かれ気分がひしひしと伝わってくるようです。
たどたどしいステップすらも、ふたりのウブな恋心を表現しているかのようです。
しかしこれも、姫君の「イマジン」の世界なのです。
楽しい踊りに興じていたのも束の間、ふと我に返るとそこにいるのは自分ひとりだけ。
例えるならば逆シンデレラとでも言うべき状況でしょうか……。
想像の向こう側にいる王子様と結ばれる日がくるのかどうか、姫君の恋の行方が気になります。
ちょっぴり切なさも残る、情熱的なラブソングでした。
結婚式にもオススメ!
他の人の意見なんて気にしない! 私は私の好きな人と一緒にいたい!
そんなベタな歌詞が、結婚式にもピッタリです。
和装婚や、余興のBGMに使えば、ふたりの門出を大いに盛り上げてくれそうです。
椎名林檎との「きらきら武士」やEvery Little Thing 持田香織との「キャッチミー岡っ引きさん」などなど……。
意外に思われるかもしれませんが、レキシには結婚式にピッタリな曲が多いんですよ。