あなたともう一度
2人一緒に眠りたい
なんて思うときもある
たまに気まぐれに
してくる電話
本当はやめてほしい
胸が痛いから
出典: ふたり/作詞:MACO 作曲:MACO・Marchin
離れ離れになることを望んでいても、愛の深さ故に決断の意思が揺らぐことだってあります。
“彼とまた同じベッドで眠り、その温かさに包まれたい”。
かつての恋人の存在感がどれほど大きかったのかがこのパートでは十二分に伝わってきます。
「でもそんな幸せな日々は戻ってこない。だから距離を取ることを決めたんだ。」
前半の短い部分からはそんな心の声が聞こえてくるように思えます。
でも未だに心配してくれる相手は、今でも自分に電話をかけてくる。
ただの気遣いや他愛もない世間話。話題は何であれ相手の声を聞くだけでも蝕まれるかのように心が痛む…。
「もう私に構わないで。」そう言いたいのに、優しかった最愛の人の声をいつまでも聞いていたいというジレンマ。
その感情の板挟みに苛まれながら受話器越しに会話する様子が想像できます。
この苦しみは時間がきっと解決してくれる…
辛かったことも後悔も
忘れられない思い出も
今はそっと心の中で
消えていくのを
ずっと待ってることしか
できないの
出典: ふたり/作詞:MACO 作曲:MACO・Marchin
時には笑い合い、時にはケンカもした彼とのかけがえのない思い出達。
でも今は自分自身を追い詰めるだけの存在でしかなくなってしまった。
どれほどかは分からない、でも時間が経てばいつかはそんな思い出も風化して綺麗さっぱり心から洗い流せるかもしれない。
本当は消し去りたくなんてないけれど、これがお互いにとって最善の道を歩むために仕方がない…。
そんな彼女の葛藤の日々をこの部分では歌っています。
道を違えた二人に幸あれ
あなたの存在だけが
あたしを温められる
そう思ってたけど
きっと待ってる
輝く未来が
あなたにも幸せが
訪れますように
出典: ふたり/作詞:MACO 作曲:MACO・Marchin
付き合っていた間は、「私を理解してくれるのはこの人しかいない、いつまでも隣で笑っていたい。」そう思っていた。
しかし現実は自分の想像とは違い、二人の間を引き裂いていった…。
もう一緒にはいられない、だから私は私自身の新たな幸せを見つけ出すために前を向いて歩いていく。
だからあなたもいつまでも“私”という過去に囚われず、輝く未来をその手で掴んでほしい。
一度は深く愛し合った相手。だからこそ今まで以上に彼にも幸せな日々を送ってもらいたい。
そんな“元彼”へ向けた彼女からの最後のエールが何とも切なくそして温かい。
そして「ふたり」の物語は、再びサビを迎えて終わりを告げます。
まとめ
今回は儚い恋の終わりを描いた「ふたり」についてみてきましたが、いかがだったでしょうか?
別れてもなお相手の幸せを願う…。こんな清く美しい精神を持ちたいものです。
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