他にもナイロンチップやチップレスがありますが
ここではあえて紹介しません。
この中でオススメなのは丸型チップです。
他は癖が強く初心者には向かないチップです。
太さと長さ
スティックは種類ごとに太さや長さが違います。
スティックの基準はどこのメーカーも大体5Aです。
5A等の英数字は「太さと長さ」を表しています。
5Aの場合
太さ14mm~14.5mm
長さは400mm前後
で作られています。
ここも個人の好みで選びましょう。
最初は無難に5Aがおすすめです。
スティックメーカー
さて、次は主なスティックメーカーを紹介します。
VIC FIRTH(ビックファース)
1963年に設立された世界最大のメーカーです。
コンピューター・ペアリング・システムを導入し、
品質管理がしっかりされていて、革新的なデザインを追求しているメーカー。
数多くのラインナップがあり幅広いジャンルのプレイヤーに人気。
PRO MARK(プロマーク)
1957年に設立されたメーカー。
演奏時の音質向上のためにこだわった
素材を使ってスティックを生産しているため
スティックの個体差が少ない。
VATER(ベータ)
1956年に設立されたスティック専門のメーカー。
品質が大変よく世界の名ドラマーからの信頼があります。
VIC FIRTH同様、多くのラインナップがあるので
迷ったらこのメーカーともよく言われます。
他には
☆WINCENT
☆Pearl
☆TAMA
☆YAMAHA
☆Zildjian
☆LOS CABOS
☆PLAYWOOD
☆ROHEMA
等があります。
昔はVIC FIRTHとVATERのスティックは木の密度が高くて~
やらPRO MARKは~など色々言われていましたが
今はどのメーカーも変わりません。
ここは好みでいいでしょう。
強いて言うならVIC FIRTH、LOS CABOS辺りがオススメです。
スティックはどこで買えば良いの?
さぁいよいよスティックを買いましょう。
基本ネットでの通販はオススメしません。
必ず回転率の良い楽器屋に行きましょう。
なぜ回転率の良い楽器屋にこだわるかと言うと、
あまり売れない楽器屋だと、何ヶ月も前に入荷した
スティックが並べられており、品質が悪い場合があるからです。
スティックを選ぶコツですが
前述したことを踏まえ買おうと決めたスティックがあるとします。
ここでやるべきことがいくつかあります。
1.重さを測る
2.転がす
3.木目をよく見る
4.音のピッチを確認する
の4つです。
1つずつ説明して行きましょう。
重さを測る
これは文字通り重さを測ります。
最近の楽器屋は計りが置いてありますので
同じ重さくらいのスティックをセットで買いましょう。
左右のスティックの重さの差が10グラム違うだけでも叩きやすさが変わってきます。