SPYAIR「現状ディストラクション」

「現状ディストラクション」/SPYAIRの歌詞に隠された意味とは?銀魂ファンが聴くと泣けるらしい!?の画像

昨日のSPYAIR楽曲「サクラミツツキ」のご紹介に続きまして、本日はバンドの「現状ディストラクション」をご覧いただきましょう。

「現状ディストラクション」も「サクラミツツキ」と同じく、空知先生の天才的漫画が原作のアニメ『銀魂』で使用された曲です。

今回も『銀魂』本編と絡めて、この楽曲の魅力に近づいていただけたらと思います。

桜、月、そして約束。『銀魂』のある長編のエッセンスを見事に凝縮した「サクラミツツキ」についてご覧いただきましょう。歌詞解釈の部分はネタバレ注意でお願いいたします。

PVはこちら

がっつりバンドサウンドで、ボーカルの独特の声質がクセになる楽曲です。

単独でも十分カッコイイのですが、これを『銀魂』と絡めるともうウルウルしてしまうのです…。

『銀魂』のどこで使われた曲?

「現状ディストラクション」/SPYAIRの歌詞に隠された意味とは?銀魂ファンが聴くと泣けるらしい!?の画像

「現状ディストラクション」は、テレビで放映された『銀魂』ではなく、劇場版『銀魂完結篇 よろず屋よ永遠なれ』で使用された主題歌です。

『銀魂』の劇場版としては2作目で、1作目はコミックで連載された『紅桜篇』がもとになっています。お小遣いかき集めて観に行ったなあ…。

「現状ディストラクション」が使われている箇所

少々ネタバレになってしまうのですが、「現状ディストラクション」がBGMとして使われているのは後半の戦闘シーンとエンディングです。

とくに戦闘シーンとのマッチ感は、アニメの躍動感や声優陣の熱い演技もあいまってすさまじい感動を受けることと思います。カッコイイ以上の何かを感じていただけることでしょう。

本編について

ざっくり映画のコメントを加えておきましょう。

まず完結編の冒頭では、映画館でお馴染み・映画泥棒の注意フィルムから、非常に長い銀さんとのくだりが続きます。いや本当に非常に長いです。しかしこの映画泥棒、きちんと本編にもつながっているので侮ってはいけません。非常に長いとんでもないくだりですが大事なキーのひとつとなっているので飛ばさずご覧ください。

そしていきなりとんでもない展開へ。銀さんが…死んだ⁉

あらすじは端的に書いてしまえるほど単純ではないので割愛しますが、お馴染みキャラの豹変っぷりに笑いが止まらないかと思います。特に真選組の沖田総悟とモンスター・エリザベスの変化にはファンであればきっと変な声が出ます。ほかのキャラもとんでもないことになっているのでぜひチェックを。

そして後半、銀さんの仲間が集結する戦闘シーンは超鳥肌もの。皆の戦闘姿がかっこよすぎるのは言うまでもないのですが、ズラこと桂小太郎のセリフが非常に素晴らしく、「現状ディストラクション」の歌詞とよくマッチしていますのでぜひご覧ください。

「現状ディストラクション」/SPYAIRの歌詞に隠された意味とは?銀魂ファンが聴くと泣けるらしい!?の画像

ちなみに『銀魂』の原作は少年ジャンプの漫画ですが、この『完結篇』はコミックスに収録されていません。パーフェクトブックという形で、上の画像にあるボックスセットの特典としては読むことができます。

筆者は『銀魂』と出会ってもう8年ほどになり、アニメと劇場版はコンプリートしましたが、『完結篇』は何度観ても面白い作品です。手元に持っておいて損はないと思うくらい深みと味と笑い(と下ネタ)がありますよ

「現状ディストラクション」歌詞の意味は?

「現状ディストラクション」/SPYAIRの歌詞に隠された意味とは?銀魂ファンが聴くと泣けるらしい!?の画像

それではそんな素晴らしい劇場版をより盛り上げている「現状ディストラクション」の歌詞の内容をご覧いただきましょう。

なお、本編の内容にガッツリ触れてコメントを加えているのでネタバレ注意でございます。あらかじめご了承くださいませ。

過去や未来の自分