Break out 錆び付くストーリー
染まった夕暮れひとり
ちっぽけな影 路上に映った
Fade out 雑踏の中に
うまく馴染めてきたり
自分なりに将来なんて考えたりして

出典: https://twitter.com/renew_samusic/status/917754594851033093

「錆び付く」のワードに、崩壊した江戸の町の姿が想起されます。

「染まった夕暮れ」からは、銀さんが銀さんに洞爺湖の木刀を突き刺したシーンが思い出されますね。「影」は影そのものというよりは、過去や未来の自分自身と解釈することができます。

「うまく馴染めてきたり」のところは、最初は未来の状況に理解できずに驚愕しまくる銀さんでしたが、徐々に自分のミッションや仲間の未来を理解し、冷静に今ここにいる現在の自分を見据えていました。

たとえば僕らが消えたって 何も変わりはしないだろう
街はざわめき 人は流れ 季節は巡り 繰り返されていく

出典: https://twitter.com/gintama_uta_bot/status/917910444353794048

「僕らが消えたって」というのは、死後何も残らないということだとも解釈できます。本編と絡めて考えるのであれば、銀さんや神楽ちゃん、そして人間かけた眼鏡こと新八くんが未来からタイムスリップしたときに、土方さんの三人の記憶がなくなっていたことが連想されます。

過去が消えても、時間は止まらず流れていきます

現状を生きることのみ!

真っ白なまま燃え尽きていたい
なんとなく通り過ぎた日々に吠えて
真っ暗な道駆け抜けていたい
Ah夢中でぶつけたいんだ
現状という今を生きる
そのために

出典: https://twitter.com/somesongbot/status/921085856718262272

「真っ白なまま」の部分は、「白の呪い」や第二次攘夷戦争のときの白夜叉銀さんを連想させます。しかしここは「白紙の未来」と捉えてもいいかもしれません。

そして「現状という今を生きる」のフレーズが最も注目すべきシビレポイントでしょう!上述の、戦闘シーンにおける桂さんのセリフを参考にしていただければそのシビレる理由がわかるかと思います。

少々もったいぶっているかもしれませんが、ここの鳥肌モノの感動は本編を見た方のみの特権ということで。

「現状ディストラクション」まとめ

「現状ディストラクション」/SPYAIRの歌詞に隠された意味とは?銀魂ファンが聴くと泣けるらしい!?の画像

以上、劇場版『銀魂・完結篇』の詳細と絡めて、SPYAIRの「現状ディストラクション」の歌詞内容をご覧いただきました。

ぜひ本編をご覧ください!この感動は文字に書き起こしきることができません。

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