「Tokyo Rendez-Vous 」というラブストーリーの最終話

King Gnu【サマーレイン・ダイバー】歌詞の意味を考察!繰り返すフレーズに込められた意味とは?の画像

アルバムでもライブでもラスト曲という位置づけの「サマーレイン」。

1. Tokyo Rendez-Vous
2. McDonald Romance
3. あなたは蜃気楼
4. Vinyl
5. 破裂
6. ロウラヴ
7. NIGHT POOL
8. サマーレイン・ダイバー

出典: Tokyo Rendez-Vous/King Gnu

実は「東京ランデブー」という8章からなる恋愛小説ととらえてみると非常におもしろいです。

  1. 東京で男女が出会う
  2. 恋愛初期の貧乏物語
  3. 迷いが生じる
  4. ヤケになり暴れる
  5. 落ち込む
  6. イケない恋にハマる
  7. 関係が深まる
  8. 別れる

主人公の男性は東京で同世代の若い女性と出会いますが、アレコレあって他の女性とイケない関係になります。

しかし結局は別れた…という結末が8章「サマーレイン」。

とくに6~8曲目は一連の物語になっています。

「背中越しに雨を感じた」ということで7曲目を振り返ると、たしかに7曲目でも雨が降っているのです。

6曲目と7曲目にもつながりを示唆する同じワードが出てきます。

「サマーレイン」では「NIGHT POOL」と「ロウラヴ」の余韻にひたっていたわけですね。

男女、つまり私とあなたの物語。これをヌーとリスナーの関係に置き換えることもできるでしょう。

もっと直接的なのがライブセットリストライブはヌーとリスナーの出会いの場です。

そして様々な展開があり、最後にはお別れの時間がやってきます。

もちろん恋愛関係ではなく、ヌーとリスナーのあいだを媒介するのは音楽。

ヌーの音楽を恋愛物語にたとえてお届けする…ということかもしれません。

東京という混沌とした街に集まったヌーというバンドランデブーしようぜ!と呼びかけている感じ。

音楽の話なので、ランデブーはデートではなくライブとか音源を聴くという意味になりますね。

踊ろうぜ!」という話です。

ただライブにもアルバムにも終わりはある…というのが「サマーレイン」の役目でした。

最後に

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ヌーというバンドと同じ瞬間を生きられるなんて奇跡です。その理由はメンバー4人にあり!

こちらのメンバー紹介記事を読んで、ヌーというバンドの深みにさらにハマりましょう。

King Gnu(キングヌー)は2019年1月16日にアルバム「Sympa」(シンパ)でメジャーデビューの4ピースバンド。ボーカル常田大希さんと井口理さんには裏の顔がある?ブラックミュージックっぽいリズムの原点は?などの謎を徹底解明します。

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