藤原さくらのアルバム『PLAY』詳細！福山雅治提供曲も収録♪

「PLAY」は2017年5月10日にリリースされた藤原さくらの2枚目のアルバムです。

前アルバムである「good morning」から約1年ぶりのリリースと早いリリースになりました。

タイトルである「PLAY」は「演じる、奏でる、遊ぶ、楽しむ」など様々な意味合いを含ませて名付けたそうで、そのタイトルの通り、カバー楽曲あり、英語詞あり、ドラマや映画の主題歌ありと、藤原さくらの多彩さが垣間見える作品に仕上がっています。

2016年には女優デビューも果たした藤原さくら。

特に記憶に新しく、彼女の転機になったのはドラマ「ラヴソング」でしょう。

自分ではない誰かを演じることで、多角的に物事を捉えることができるようになり、この作品に携わったことで、音楽制作をする上でも非常に大きな影響を受けたことを様々なインタビューで語っています。

また「PLAY」は初回限定盤と通常盤の2タイプでリリースされました。

初回限定盤には、2枚目のシングル「Someday」のミュージックビデオとBunkamura オーチャードホールで行なわれた「藤原さくら Special Live 2017」より8曲のライブ映像が収録され、豪華な内容になっています。

それでは「PLAY」の収録曲を見てみましょう。

ドラマ「ラヴソング」主題歌となった「Soup」、また劇中歌に使用された「好きよ 好きよ 好きよ」、スピッツのカバーである「春の歌」に加えて、藤原さくら自身が作詞・作曲を行なった渾身の楽曲が9曲収録された全12曲入りフルアルバムに仕上がっています。

前項でも触れましたが、藤原さくら自身が作詞・作曲を行なった楽曲は全12曲中9曲です。

つまり3曲は藤原さくら以外の人が手がけた楽曲なのです。

1曲はスピッツのカバーである「春の歌」。

残り2曲は「好きよ 好きよ 好きよ」と「Soup」です。このどちらも作詞・作曲が福山雅治であり、どちらもドラマ「ラヴソング」に関わった楽曲です。

ドラマ「ラヴソング」は、2016年4月11日から6月13日までの間、フジテレビ系「月9」枠で放送されたテレビドラマです。

主演は福山雅治で、吃音症により人とのコミュニケーションに苦手意識を持っているヒロインの少女と、元ミュージシャンで臨床心理士の主人公が音楽を通して、徐々に心を通わせていくラブストーリーに仕上がっています。

このヒロインを藤原さくらが務めました。

そんな経緯があり、福山雅治が藤原さくらの楽曲を手がけることになったのです。

この楽曲はアルバムの6曲目に収録され、ドラマ「ラヴソング」の劇中歌に起用されました。

男性が作ったとは思えないほど、まっすぐな女の子のラブソングで、失う怖さやずっとそばにいてほしいという気持ちを、包み隠さずに表現した素直な楽曲に仕上がっています。

9曲目に収録されている「Soup」は2016年6月8日に1枚目のシングルとしてリリースされました。

フジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」主題歌として起用され、さすが福山雅治が作詞・作曲しただけあって、甘酸っぱい恋を、大人の側面からも捉えながら、ほろ苦さや切なさも交え表現しています。