ヒットメーカー、Mr.Children
メジャーデビューの1992年からメンバーに変動のないMr.Children(みすたーちるどれん)。
ミスチルの略称で親しまれている彼らも、すでに40歳を優に超え、今やアラフィフ世代へと突入しました。
とにかく出す曲出す曲、面白いようにヒットする”ヒットメーカー”である彼らですが、ボーカルの桜井和寿(さくらいかずとし)の体調不良(小脳梗塞)が取り沙汰された前後は、一時的に停滞しました。
しかし、彼らの華々しい活動の歴史においてはほんの少し影を落とすことになったくらいです。
長くバンド活動をしていると、楽曲に対する考え方の違いなどから互いに相いれないモノが生じ、離れてしまうということは良く聞く話。
それがこのミスチルの場合はほとんどないというのも長寿たるゆえんなのかも知れません。
また、歌番組が減って来てさまざまな世代に自分たちを売り込む機会が減ってきているにもかかわらず、これほどまでにファンに訴求する力があるのには理由があります。
オフィシャルサイトをチェック!
ミスチルの情報をゲットするなら、オフィシャルサイトをチェックするのが一番です。
↓↓ミスチルオフィシャルサイト↓↓はこちら♪
Mr.Children Official Website.(Mr.Children公式ウェブサイト)
ファンを飽きさせない力
オリコンの『音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティストランキング”』
週間・月間チャートなどの音楽情報サービスをはじめ、エンタテインメント事業を行うオリコン、12月7日に恒例となる『音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティストランキング”2017』を発表しました。
今年で14回目を迎えた同ランキングでは、20代から40代の高い支持を受け、ミスチルが総合首位を獲得しました!これは2009年以来8年ぶり。
この8年の間に、多くのアーティスト達の音楽活動に一石を投じる東日本大震災があります。ミスチルも同様にこの時期、震災復興に尽力しています。
常に時流に乗り、ファンの気持ちをそらさせない。これが芸能界で生き残るテクニックなのかも知れません。
『Starting Over』について
『Starting Over』はアニメ映画『バケモノの子』の主題歌として提供された楽曲。2015年6月4日に発売したニューアルバム『REFLECTION』に収録されています。
同アルバムでは6曲目に収録されている『Starting Over』。
ミスチルとしては通算3回目のアニメタイアップで、アニメ映画主題歌は「fanfare」(ONE PIECEの映画「ストロングワールド」主題歌)以来5年5か月ぶりとなりました。
紆余曲折(うよきょくせつ)
この楽曲、最初の仮タイトルは『ノブナガ』でした。実は、テレビドラマ『信長協奏曲』の主題歌のオファーを受け、制作を開始したものだったのです。
ところが、次に付けられた仮タイトル『Be Strong』になった段階で意見がまとまらず、一度制作中止となったいわく付きの楽曲なのです。
結果的に『信長協奏曲』主題歌となった『足音 ~Be Strong』の完成後、歌詞などを大きく変更して作り直しを敢行(かんこう)。
タイトルの『Starting Over』(「やり直す」の意)は、これに由来していると言います。
『ノブナガ』として作ったはいいが、受け皿もない上、お蔵入りの危機もあったこの楽曲、やり直しした段階で仕切り直し。’Starting Over’の価値があったわけですね。
アルバム『REFLECTION』とは
『REFLECTION』はMr.Childrenの18枚目のオリジナルアルバムで、『Drip』通常盤・初回限定盤、『Naked』(完全限定生産盤)で販売が展開されました。
収録曲は『Starting Over』のほか、フジテレビ系列 月9ドラマ『信長協奏曲』主題歌である『足音 ~Be Strong』、さらに映画『青天の霹靂』の主題歌『放たれる』。
その他、コーセー「ESPRIQUE」CMソングとなった『Melody』、映画『リアル~完全なる首長竜の日~』の主題歌『REM』、BMWアクティブツアラーCMソング『fantasy』が収録されています。
まさに映画・ドラマ・CMとのタイアップによる楽曲尽くし!こうしたうまい営業方法が功を奏し、世代を越えて広く楽曲をアピールし、愛されるようになったのです。