山下智久【Reason】歌詞を解説！君のために偽りを見抜く！アニメ「逆転裁判」の世界観にぴったり！？

ジャニーズのグループ「NEWS」の元メンバーで、現在はソロ歌手としても活動中の山下智久。

近年話題になったタッキーこと滝沢秀明が名づけた「山P」という愛称は多くの人が知る名です。

歌手としてだけでなく、ドラマや映画などでも大活躍中な山Pは日々大忙し。

そんな彼が遂に2013年以来約5年半振りにシングルをリリースしました！

通算9枚目のシングル名は「Reason/Never Lose」。

今回この記事にてご紹介させていただく曲は、その1曲である「Reason」です。

現在、YouTubeのSony Music(Japan)公式チャンネルにて、「Reason」のMVが公開中です！

何色でも似合いますが、「黒一色」というカラーもまた色気があって素敵ですね。

本シングルがリリースされたのはバレンタイン前日でもある2019年2月13日。

山Pからの甘い歌声は、嬉しい「逆チョコ」ならぬ「逆ソング」となりました。

それでは山P自身も作詞に参加している本曲の歌詞を独自解説してまいります！

「理由」を意味する「Reason」、まずは1番の歌詞からみていきましょう。

どれだけまっすぐに走り続けたとしても、見える光景はいつまでもどこまでも変わります。

「時間軸」という観点でも、人生というのはとても長いものですね。

さらに今は「情報化社会」とも呼ばれている通り、とてつもない情報や可能性、アイデアが身の周りに満ち溢れています。

これらから考えると、人間1人は「世界という無限の大きさのフィールド」の限りなく小さな1点になると思いませんか？

もしそうだとすれば、私達は皆離れ離れにならないように、その場にじっとして集まっているのが無難に思えます。

しかし、何だかんだで人間はずっと泳ぐことや、空を飛ぶことはできません。

重力に捕まって足を大地に固定され、空と海の狭間にある「陸」にいるのです。

「適度に広い」程度の世界なので、駆け出すことに恐怖なんてありません。

叫ぶと優しい仲間が駆けつけてくれるような距離なのです。

誰かがきっと見ているわけですから、正しいものは認められ、悪はやがて裁かれることでしょう。

「世界広し」とは言われるけれど、我々にとってありがたい程度の広さということになりますね。

神様が真の無法地帯にはならない広さにつくりあげてくれたのかもしれません。

本曲はテレビアニメ「逆転裁判」のオープニングテーマ曲でもあります。

本作は弁護士の主人公「成歩堂龍一」が、無罪になるべきである依頼人達を無罪へと導いていく物語。

この主人公の強い決意が歌詞に表れています。

間違った事柄が蔓延している中、正しいことがきっとどこかに1つだけ存在します。

現実と矛盾していることを消して、消して、また消していった先にやがて見えてくるであろう「正しいもの」。

これを探し当てるのはとてつもない繊細さと労力を要するということは想像に難くないでしょう。

彼の突き動かすエネルギー源は、仲間と、救いたい者と、信念という三本柱です。