君と長い時間一緒にいることで、本当の幸せに気がついた僕

君のおかげで、幸せを知ることができたのです。

僕にとって君の存在がとても大きいものであることがわかります。

性格がとがっていた僕を君も知っていて、君は心を痛めていたのかもしれません。

そのことに対して歌詞の6行目で僕は謝っています。

とても当時のことに反省していて、性格も丸くなっていることがわかります。

歌詞のところどころに僕が成長している様子が描かれているのです。

街角では次に来る
季節のための show window
僕らもまた新しい
出来事に ふたり
試されにいこう

出典: たいせつ/作詞:戸沢暢美 作曲:小森田実

そして僕と君が見ている街はいろいろな準備が始まっています。

夏であれば秋冬服、冬であれば春夏服が展示されていたりするのでしょう。

そんな街の風景が進む様子を見て、僕は二人で一緒に進んでいこうと思うのです。

歌詞の5行目ではとても独特な言い方がされています。

まるで何かに挑戦しているかのようです。

これはどんな困難も二人で乗り越えていこうという意味が込められています。

これから二人で生きていく上でなにか試練のようなものにぶつかるかもしれない。

そんなことも二人ならば乗り越えられると僕は感じているのです。

特別な存在

愛とは

Everything is oh my 君となら
越えていけそうな気がするよ(you're special to me)
たいせつだって思わなきゃ
みんなひとりなんだ
不安なんだ
愛が支えなんだ

出典: たいせつ/作詞:戸沢暢美 作曲:小森田実

そしてここでも、君と一緒ならばどんなことも乗り越えられると言っています。

歌詞の2行目の英文は「あなたは私にとって特別」という意味。

つまり君は僕にとって他の人とは違う特別な存在

だからこそ、他の人では一緒に乗り越えられることはできないのです。

僕はもともと性格がとがっていたのに、君の前では素直になり、強くなれる。

君でないとダメなのです。

人はみなひとりで、それが孤独感というマイナスな感情につながるもの。

しかし、その孤独感から人を救えるのは「愛」なのです。

一緒にいること、一緒に何かを乗り越えること、そして守りたいと思う存在。

それこそが「愛」なのかもしれません。

そのことに僕は気がついたのです。

輝く君

Everything is oh my 君となら
ちゃんとやれそうな気がするよ(you're special to me)
たいせつだって思う時
たぶん言葉よりも
分かり合える
君の眼は宝石

出典: たいせつ/作詞:戸沢暢美 作曲:小森田実

君のおかげで何に対しても向き合うことができる。

そんな自信が歌詞の1行目と2行目から伝わってきます。

「口先だけの言葉なのではないか」と思うかもしれません。

しかし、この人を守りたいと思った時に行動にうつした時、言葉よりも明確にそのことが伝わるのです。

歌詞の6行目からは、僕には君がとてもキラキラと輝いて見えることが表現されています。

それほど君が僕にとって特別な存在があることがわかります。

また「宝石」というと誰もが持っていたら大切にするものなのではないでしょうか。

それと同じように、君のことを守りたいと僕は思っているのです。

僕の愛情表現

僕がスーパーマンになる

SMAP【たいせつ】歌詞の意味を徹底解釈!僕と君の関係性は?“Supermen”について紐解く!の画像

Everything is oh my 真実は
人の住む街角にある(you're precious to me)
たいせつさ 守り抜ける
ひとは superman じゃない
Superman じゃない
Superman じゃないけれど

出典: たいせつ/作詞:戸沢暢美 作曲:小森田実

この歌詞の2行目にある「街角」という言葉。

先ほどから何度か出てきていますが、ここでは「世界」や「日常」を表しているのではないでしょうか。

これから君を守っていけるのかどうか。

それはこれからの日常のなかで、自分が身をもって証明していくのです。

そして歌詞の2行目の英文は「あなたは私にとって大事な人」という意味。

はっきりと君がどんな相手であるかを述べています。

君は大切で特別な存在だから、君のことを守りたい。

そんな僕の覚悟が伝わってきます。

そして歌詞の4行目からは「superman」という言葉が出てきます。

君を守りたい、僕はスーパーマンのような強い存在ではないけれど

このような僕の気持ちが伝わってくるのではないでしょうか。

君を守る

それでは歌詞を見た上で、まず僕と君がどんな関係性であるかを考えていきましょう。

僕はとてもとがった性格をしていました。

あまり穏やかではない性格です。

しかし君という存在に出会ってその性格がどんどん変わっていきました。

素直になり、心穏やかになり、君のおかげで僕は人としても成長したのではないでしょうか。

君は僕にとって愛する存在でありながら、感謝するべき相手でもあるのです。

だからこそ、君を守りたいと強く思うのでしょう。

歌詞のなかにも出てきた「スーパーマン」。

スーパーマンは、ピンチの時に世界を救ったり、いざというときに助けてくれたり、優れた能力のある存在。

多くの人を助けてくれるヒーローです。

しかし僕はそんなスーパーマンのような大きな存在ではなく、秀でた能力があるわけでもありません。

それでもスーパーマンのように君がピンチのときには助けたいのです。

だからこそ、君だけのスーパーマンになって、君のことを絶対に大切にしたいと僕は考えているのでしょう。

とがった性格だった僕が、このようなキザなことを言うのは、少し驚くかもしれません。

しかし、そんなことを思ってしまうほど、僕が素直になっているという表れでもあるのです。

また君のことが本当に大好きで、大切な存在であるという愛情表現にもなっているのです。