新年早々嬉しいニュースが!

A post shared by はなな (@hananacha728) on


新作アルバムのリリース情報!

元旦早々、ニューアルバムのリリース情報、そしてそれに伴うツアーの開催という嬉しいニュースをもたらしてくれたUNISON SQUARE GARDEN

前作のアルバム「Dr.Izzy」の発売から待つこと約1年半、ファンには嬉しいお年玉ですね。

収録曲のすべては明らかにされておらず、発売日に実際に商品を手に取らないとわからないという仕掛けも。

現時点で分かっている収録曲は、シングル曲「10% roll, 10% romance」、「Invisible Sensation」、「fake town baby」。

それに配信限定シングルの「Silent Libre Mirage」、この4曲のみです。

前作よりか振り幅が広く、えっ!?と驚くような曲も入っているという今回のアルバム

”絶妙な揺さぶりをかけにいく”とまでメンバーにいわれたら、”おう、どんとこい!”なんて気分になってしまいますよね。

オーケストラやホーンセクションを取り入れたものもあり、中にはなんとロカビリー風なものもあるとか。

これまで以上に楽曲の表現の世界が広がってきているというニューアルバム『MODE MOOD MODE』。発売が待ちきれないというファンも多いのではないでしょうか。

配信限定シングル「Silent Libre Mirage」

ドラマ「男水!」主題歌

UNISON SQUARE GARDEN【Silent Libre Mirage】の歌詞を徹底解釈!の画像

今回ご紹介する曲「Silent Libre Mirage」は、2017年2月5日に配信限定でリリースされたシングル

元旦にリリース情報が発表されたニューアルバム『MODE MODE MODE』にも収録されることが明らかになっています。

ドラマ「男水!」の主題歌として、バンド楽曲の作詞作曲を手掛けるベースの田淵智也が原作漫画を読んで書き下ろした曲です。

キレのあるギターのカッティングが印象的な、軽快なポップロックですね。

動画をチェック!

難解な歌詞を紹介

ここからは、「Silent Libre Mirage」の歌詞について見ていきましょう。

言葉遊びのような部分も散見される、ちょっと難しい歌詞ですね。

土足で上がり込むのは……

嗅ぎなれた匂いがした
僕を試すような風に乗って
ズカズカ土足でさ
上がりこんで何様ってやつだ

ソラシドその後が
出てこなくてピッチは不安定
都合良く誰かしら
歌い出すのも良しとしておこう

出典: Silent Libre Mirage/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也

土足で心に踏み込むのはいったい何者でしょうか。

どこかで嗅いだことのある気配を感じさせるということは、少なくとも自分が見知っているものということ。

ソラシドの次は“レ”だけど、そんな風に簡単に次ってわけにはいかないことも世の中にはたくさんあります。

そんな時はむきにならず、できる誰かに任せてしまう、それだってありなのです。

そんな風にやり過ごすことができるのか、見知った何かはそれを試しに来ているのでしょうか。

風に乗って、何気ないふりをしながら、気が付けば土足での侵入を許してしまっている、そんな何かが。

位置についたままで
用意はまだ八分目
純粋さを保たなくちゃ
派手にやるフェーズになって
ノイズが邪魔になる

整ったなら
Silent Libre Mirage
花びらが舞う
花と見間違うくらいの
凛、凛として呆然
太陽が乱反射した
あのね当然白黒はつけたいけど
いがみ合いなら蝶々乱舞です
重たいのは後にして
当てもないままに
今をかき分ける

出典: Silent Libre Mirage/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也

位置にはついたけれど、まだ準備は整っていない。

そんな時は集中しなければなりません。

今やることだけに気を注いで、目の前のことを乗り越えるのです。

そうじゃないと、いざスタートという時になって、同じ土俵に立てていないことになってしまいます。

もしくは、純粋に集中していないから、周りの雑音が気になって自分の力が発揮できなくなってしまうのです。

自分は自分。

周りのことなんて気にする必要もないのです。

そして準備ができたなら。

対峙することになるのです。こんな風なものと。

”静かにひそかに、自在に揺らめく蜃気楼の花が舞って

まるで本当の花と見紛うような

凛とした美しさに見惚れていたら、蜃気楼は消えてしまった”

まるでそんな本物と見分けがつかないような蜃気楼みたいに、物事もあいまいなものなのです。

人の立場や、時代ごとに真実ですら変わってしまう場合だってあります。

だから物事の白黒なんてそう簡単に付けられることではないのです。

それぞれの真実をぶつけ合っても、いがみ合いになってしまうだけ。

だったら、まるで蝶が舞い戯れるようにひらりと軽い、そんなやり取りにできないかな、と語りかけます。

解決する当てもないけれど、どこかで合致する点が見つけられないかな、と。

余計な助言