(※1)この世に平等なんてない
要らない物は捨てた方がいい
何かに依存したら終わり
1人じゃないけど独りみたい
(※1 くりかえし)
出典: 昨日より明日/作詞:t-Ace 作曲:CHIVA
この歌詞でも語られている通り、世の中は不平等なのでしょう。
良い思いばかりしている人がいる一方で、理不尽な目に遭ってばかりの人もいる。
悲しいけれど、それが現実なのです。
この歌詞の主人公は、依存することを恐れています。
お金や異性、権力、お酒、娯楽など、この世の中には魅力的なものがたくさん転がっています。
しかし、それらに心を奪われてしまい、周りが見えなくなったら「終わり」だと思っているのです。
だからこの主人公は、あらゆる魅力的なものに溺れないようにして生きているのでしょう。
主人公の周りには、たくさんの友人や知人がいます。
でも、心から信頼をおいている人は一人もいません。
だから「1人じゃないけど独りみたい」と歌っているのでしょう。
「昨日よりフザケル」って、とても大事なこと!
(※2)今日よりgood good day
明日は昨日よりフザケルって
笑えてるよ でもウザい人生
どうやら短いね
tell me what you wont?
出典: 昨日より明日/作詞:t-Ace 作曲:CHIVA
生きていくのに必要なのは「昨日よりフザケル」ってことです。
要するに、昨日よりも気楽に物事をとらえて生きていこうという意味なのでしょう。
特に、悩み事を抱えている時は「気楽に考える」って大事なのだと思います。
もちろん、次に何をやるべきなのか考えることも大切です。
しかし、必要以上に自分を追い込んでしまうのは良くありません。
自分を責めた結果、ネガティブになって全てを放棄するなんてことになったら元も子もないです。
だから、次やるべきことを決めたのなら「あとはどうにかなる」と気楽に構えるのが大事です。
真夜中の大都会で…
終電が過ぎたホーム 生まれた故郷は遠く
疲れた体倒す でも眠らねえ246
出典: 昨日より明日/作詞:t-Ace 作曲:CHIVA
ここではシーンがガラっと変わって、夜中の駅が舞台になっています。
都内の駅で終電を逃した主人公。
主人公が生まれ育ったのは東京ではなく、恐らく東京から遠く離れた地方です。
大都会のど真ん中で、主人公は一人で夜を明かすことになりました。
とりあえず、体を休めるために横になりますが、ここは大都会。
油断して眠っていたら、危険な目に遭うかもしれません。
だから「眠らねえ」といって、周りを警戒しているのでしょう。
「246」とは、茨城の国道である246号線のことを指しているのだと思います。
茨城出身であるt-Aceにとって、246号線は思い入れのある道なのだと推測できますね。
ひと時の甘い時間に浸れば…
出会う人達 そんな意味なく身体重ねてく
薄れてく価値 忘れられるから今も生きてる
出典: 昨日より明日/作詞:t-Ace 作曲:CHIVA
「身体重ねてく」とは、異性と深い仲になるという意味なのかなと解釈しました。
ひと時の甘い時間に浸っている間は、自分の価値とか、現実を全て忘れられる…。
そのような意味が、この歌詞に込められているように感じます。
時には自分の気持ちをごまかすのも必要
yeah woh たまに何かでごまかすそれでいいじゃん?
yeah woh 世界なんてオレ知らねーぜ
出典: 昨日より明日/作詞:t-Ace 作曲:CHIVA
この主人公は、気楽に生きることを実践しています。
自分の価値とか、現実から目を背けたくなった時は、ほどほどに息抜きもする。
そうやって、毎日を上手く乗り越えているのです。
自分の気持ちをごまかして、マイペースに生きることも時には必要なのでしょう。
どんなことがあってもマイペースに生きる
woh ダレかがオレから盗んでいったって
yeah woh タバコ吸って また眠るだけ
(※2 くりかえし)
出典: 昨日より明日/作詞:t-Ace 作曲:CHIVA
この主人公は、他人から何かを奪われることに対して、恐れを抱いていないようです。
それはきっとこの主人公が、何にも依存していないからなのでしょう。
何かを失って今の状況が変わったとしても、この主人公は動じません。
どんな未来が待ち受けていようと、マイペースに生きるスタイルは崩さないつもりなのでしょう。
なんだかとってもカッコイイ生き方ですね!