歌詞解釈−健の想い?!−
歌詞をメインに聴いてみて感じるのは、「好きだ」とさえ言えない恋に不器用な男性の、不器用な恋模様ですね。
自分でも操れない 初めての気持ちを
君は僕の中に 増やしたよ
出典: 僕はロボットごしの君に恋をする/作詞:THE SxPLAY、SHUHARIHITO 作曲:THE SxPLAY、SHUHARIHITO
この気持ちの呼び方を 探してるんだ
出典: 僕はロボットごしの君に恋をする/作詞:THE SxPLAY、SHUHARIHITO 作曲:THE SxPLAY、SHUHARIHITO
ここまでに描かれる奥手で、不器用な恋心。
そんな気持ちを表すのは、一見簡単そうな「好きだ」の一言。
でも、好きだからこそ、怖くて言えないこの一言。
この一節って、健の秘めた強い想いを、とても上手に表してますね。
また、このアニメ「僕はロボットごしの君に恋をする」で描かれる特異な恋風景も、さりげなく盛り込まれてます。
どうしたなら君を
傷つけないように 抱きしめられるの?
出典: 僕はロボットごしの君に恋をする/作詞:THE SxPLAY、SHUHARIHITO 作曲:THE SxPLAY、SHUHARIHITO
人と区別のつかないロボット、しかし、超人的な身体能力を持ち合わせて治安維持活動を行う彼らを、意識せずにはいられない一節ですね。
そして、健本人と咲ではなく、あくまでも健−ロボット−咲という関係から紡ぎ出される恋模様も描かれます。
今、何より、伝えたいんだ
こんなに想っていても 切なくて
届かないほど 大きくて
笑い合いたいから 生まれ変わって
君をこの手でずっと
この身がなくなろうとも 抱きしめるんだ
出典: 僕はロボットごしの君に恋をする/作詞:THE SxPLAY、SHUHARIHITO 作曲:THE SxPLAY、SHUHARIHITO
ロボットという柵を越えて結ばれる二人の心ゆえに、想っても切なく、届かないぐらい大きい。
また、面と向かって笑い合いたいから、生まれ変わって…出会い直して、抱きしめたい。
最後の最後には、読者・視聴者を大胆に裏切る大どんでん返しが待ち受けているのですが、さすがにこれには口を閉ざします。
ぜひ、見ていただきたいと思うのです。
メディアミックス?!今後の展開に期待!!
すでに述べましたが、山田悠介氏の諸作品は数々のメディアミックスをつうじて、広く皆さんに届いています。
この「僕はロボットごしの君に恋をする」は、小説がベストセラーとなっていて、さらにアニメ化作品も公開前から話題沸騰中です。
今後も様々なメディアで、複合的に作品展開していくことが予想できます。
下手をすると、テレビドラマ化なんてあるかもしれませんね。
うーん、近未来SFという作品ジャンルからすると、実写映画化の方がアリそうですかね?
いずれにしても、SF、サスペンスなどいろんな要素を含んだ、切ないラブストーリー、今後の展開が楽しみですね。
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