「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」のテーマソング
今回ご紹介する「THERE IS A REASON」は、シングル曲ではないものの、かなり力の入った楽曲。
というのも、この曲は映画「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」のテーマソングなんです!
鈴木このみさんは、「This game」というTVアニメ「ノーゲーム・ノーライフ」(以下、ノゲノラ)のオープニングテーマ曲も歌っています。
筆者は「This game」を最初に聴いた時も「かっこいい!」と興奮しましたが…。
「THERE IS A REASON」は、出だしを聴いた瞬間に鳥肌が立ちました。
筆者の勝手な好みも入りますが、神曲をたくさん歌っている鈴木このみさんの曲の中でも、3本の指に入るお気に入りソングです!
では、早速この曲の魅力について掘り下げていきます♪
映画の世界を少しだけご紹介!
「THERE IS A REASON」は映画の内容とリンクしていると感じられる歌詞が度々登場します。
そこで、映画の内容についてもちょっと触れておきたいと思います。
まずは基本となる原作の設定から押さえておきましょう!
ゲームが運命を変える
“全てがゲームで決まる”という異世界に召喚された天才ゲーマー兄妹が一癖も二癖もあるゲームに挑み、奇想天外な方法を駆使して攻略していく様をコメディタッチで描いたゲームファンタジー小説。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ノーゲーム・ノーライフ
ゲームに負けたら、勝った人の言うことを一生聞く。
そんなルールのゲームがあったとしたら…あなたは冷静に戦えるでしょうか?
ノゲノラの世界では、武力で争うことが禁止されていて、全ての事柄がゲームの勝敗で決まります。
ストーリーの中では、しりとりやチェスなど様々なゲームで対決が行われており、知略を巡らせた戦いにドキドキ。
しかし、このような世界が作られる前には、壮絶な戦いの歴史がありました。
TVアニメの内容よりもずっと前のお話
2017年7月15日に『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』のタイトルで公開。(中略)内容は原作小説の第6巻にあたり、6000年前の出来事を描く。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ノーゲーム・ノーライフ
映画の舞台は、TVアニメで描かれている世界よりずっと前にあった戦乱の世界。
主人公の「リク」は、自分の集落の人々を守ろうと必死に戦う少年です。
そして、ヒロイン役は機凱種(エクスマキナ)という種族の「シュヴィ」という少女。
この子は人間ではなく、機械なんですね。
この二人が出会い、惹かれ合い、戦いの世界を終わらせるために必死に抗う。
コメディな部分も多いTVアニメの内容とは異なり、暗く、救いのない世界を描いた作品です。
レコーディングの様子が分かるPVにも注目!
澄み切った歌声が楽曲とマッチ
切ない旋律と、鈴木このみさんの澄んだ声が相まって…胸にグッとくる名曲に仕上がっています。
想いをぶつけるような、サビの力強い歌い方も素敵です。
文字や印が書き加えられていて、鈴木このみさんが歌い方に工夫を凝らしているのが感じられます。
演奏者やスタッフの方とのやり取りが垣間見えるのも楽しいですね!