坂本真綾ってどんな人?
坂本 真綾(さかもと まあや、1980年3月31日[1] - )は、日本の声優、女優(元子役)、歌手、ナレーター、ラジオパーソナリティ、エッセイスト。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/坂本真綾
今をときめく人気声優のひとりでもある、坂本真綾。彼女は幼少期より劇団に所属し、子役として活動していました。
子役と言っても、劇団の方針が学業優先だったため、時間やスケジュールの調整が難しいドラマや映画の仕事は少なかったそうです。
子役時代から歌手・声優として活動
子役時代は主に、CMソングの歌唱や洋画の日本語吹き替えなどの仕事が中心でした。
そのため、同年代の声優陣と比べ、日本語吹き替えというジャンルではかなり多くの作品に出演しています。
子役時代の経験は、結果的に現在のキャリアに繋がる音楽と声優という活動を早い段階から始めたことになり、それも彼女にとってプラスになっているのかもしれません。
アニメ声優、歌手として本格的に活動をはじめたのは1996年。
アニメ「天空のエスカフローネ」で主役の神崎ひとみ役を演じ、OPテーマ「約束はいらない」を発売しました。
このとき曲を担当したのが、アニメやゲームの音楽を多数手がけている作曲家として著名な菅野よう子。
坂本真綾・菅野よう子のタッグが好きなファンは多いと思いますが、当時からこの組み合わせだったんですね。
これから2005年までの間は、菅野よう子のプロデュースで歌手活動を行っていました。
曲名の「トライアングラー」って?
「トライアングラー」は、アニメ「マクロスF」のOP曲です。
そのまま英語にすると「triangular」で、「三角形の」とか「三者間の」という意味を持ちますね。
この曲のタイトルとしては、ふたつの意味があるとされています。
楽曲提供は菅野よう子、そして…
「マクロスF」への起用が決まったとき、坂本真綾は菅野よう子から離れ、セルフプロデュースという形で歌手活動を行っていました。
「トライアングラー」には、しばらく離れていた坂本真綾と菅野よう子、そしてアニメ「マクロスF」の3者が、ひとつの作品でコラボレートしたという意味が込められています。
「マクロスF」の劇中で…
「マクロスF」は、1982年放映の「超時空要塞マクロス」から続く、マクロスシリーズの25周年を記念する新作として制作されました。
マクロスシリーズはざっくりジャンル分けするとSFロボットアニメなのですが、シリーズを通じて以下の共通点があります。
- 「バルキリー」と呼ばれる戦闘機のアクションがあること
- 劇中において「歌」が重要な要素になっていること
- ストーリーに「三角関係」の恋愛が絡んでいること
はい、出ました三角関係。マクロスといえば三角関係の恋愛模様がお約束、という認識の方も多いと思います。
「マクロスF」でもこの設定を踏襲し、早乙女アルト、ランカ・リー、シェリル・ノームの三角関係が描かれました。
しかしそれだけではなく、シリーズ初代の「超時空要塞マクロス」での一条輝、早瀬未沙、リン・ミンメイの三角関係も、劇中でドラマとして放映された、という設定になっています。
この曲は、その劇中ドラマ「トライアングラー」の主題歌でもあるのです。
ちなみに、劇中では坂本真綾自身も、異星人・ゼントラーディのミュージカル女優、サカモトマーヤとしてこの曲を歌っていた、という設定です。
歌詞をチェック!
君は誰とキスをする
わたし それともあの娘
君は誰とキスをする
星を巡るよ 純情
出典: https://twitter.com/imano_asb/status/819927420337721344
キャッチーで耳障りのいいメロディーに反して、最初から切なさ全開の歌詞です。
相手に選ばれる確信なんてなかったとしても、恋する気持ちは止められないですよね。