毎日ジェットコースター
あっち向いてこっち向いて NON STOP

出典: ちいさな英雄/作詞:木村カエラ,渡邊忍 作曲:渡邊忍

子どもにとっては、ちょっとした日常もジェットコースターみたいに刺激的。

びっくりドキドキの連続なんです。

さらに、親から見てもジェットコースターですよ。

予想だにしない子どもの行動に振り回されて、いつもめちゃくちゃ。

毎日、猛スピードで駆け抜けていきます。

こんな風に、子どもにも大人にも当てはまる歌詞になっています。

遊び疲れたモンスター
おいで泥んこだってかまわないから
抱っこしてゴロンしちゃおうね ひとやすみしよう
Oh Oh Oh

出典: ちいさな英雄/作詞:木村カエラ,渡邊忍 作曲:渡邊忍

ホントに子どもはモンスターです。

「この怪獣がー!」と私もよく怒鳴ります。

すごくハチャメチャで困ることも多いけど、やっぱり愛おしい。

泥だらけで汚くてもいいから「おいで」と言ってしまう。

そんな親の大きな愛も感じる歌詞です。

頑張れ!ちいさな英雄!

ひとりぼっちでどうした?
泣きべそべそかいて立ってた
ちちんぷいぷいでどうだ!
ほらね、いたいのいたいの飛んでったね

出典: ちいさな英雄/作詞:木村カエラ,渡邊忍 作曲:渡邊忍

5歳くらいの男の子が、1人でシクシク泣く姿が目に浮かびます。

悔しい気持ちに傷の痛みも相まって涙が止まりません。

映画に登場するカニ―二とカニ―ノもちょうど5歳くらいに見えます。

成長過程にある子どもには、叱ったりなぐさめたりするだけではありません。

「大丈夫だよ」とポジティブな言葉をかけてあげることも大切。

悲しい気持ちなんか吹き飛ばすように、前向きな気持ちを伝えることです。

ちょっとふざけてみたりすると、泣いてた子どももいつの間にかニッコリ♪

そして、子どもは勇気が湧いてきて自信に繋がる!

ちいさな英雄の誕生です!

いっちょう前でお茶目なキミヘ
フレーフレー マイリロガール
フレーフレーフレー マイリロボーイ

出典: ちいさな英雄/作詞:木村カエラ,渡邊忍 作曲:渡邊忍

「いっちょう前でお茶目」の言葉の中には親の愛情が詰まってます。

ホントは怖がっているくせに、僕だってできるよ!怖くないよ!と一生懸命になっている。

そんな成長過程の子どもを見て、愛情いっぱいに「いっちょう前だな~」と言っているのです。

子どもが困っていたら助けてあげたいけど、それじゃ成長に繋がりません。

遠くでフレーフレーと応援することが親の一番の愛情なのです。

Bメロは子ども目線で書かれている

「あそぼあそぼ!」と軽やかで元気なサビが入り、次のBメロは子ども目線で書かれています。

親目線が中心だったAメロとは、また違う雰囲気になっています。

冒険する子どもを表現

秘密基地またみっけた
汗っかき真っ赤なほっぺた
進めどんどん行こうか
みなで 大きな声で歌 うたいながら
へっちゃらだ こわいもんなんてひとつもないんだ
Oh Oh Oh

出典: ちいさな英雄/作詞:木村カエラ,渡邊忍 作曲:渡邊忍

友達と一緒にヒーローになった気分で行進する子供達が見えてきます。

子どもが大好きな秘密基地。

そこは森の中だったり、裏庭だったり、近所の路地裏だったり。

子どもはなぜか不思議で危険なニオイがする場所が大好きなんですよね。

怖い気持ちよりも好奇心のほうが先になってしまう…

成長している子どもの定めです。

そして、何かが起きそうな怖い予感がしても、挑みたくなる

”その先の何か”が見たい子ども達はどんどん前へ進みます!

こわいと好奇心が入り混じっている子ども心がストレートに伝わってきますよね。

なんでなんで好奇心で聞いて
どうしてどうしてハテナになって
のびのびのびオトナになって
大好きに夢中になって

出典: ちいさな英雄/作詞:木村カエラ,渡邊忍 作曲:渡邊忍

子どもは本当に何にでも興味を持って、何でも聞いてきます。

「なんで?」「どうして?」「これ何?」「見せて~!」

だいたい、このくらいのフレーズが中心です。そして何度も何度も言ってきます。

その繰り返しが子どもの心を育てていくんですよね

一所懸命めげないキミへ
フレーフレー マイリロガール
フレーフレーフレー マイリロボーイ

フレーフレー マイリロガール
フレーフレーフレー マイリロボーイ…

出典: ちいさな英雄/作詞:木村カエラ,渡邊忍 作曲:渡邊忍

頑張る子どもみんなに聴いてもらいたい!

そう思って木村カエラは書いていたのだと思います。

フレーフレーと力いっぱい応援している歌詞になっていますね。