誰もが皆持ってる
一欠片の 愛を
憎んでも 何一つ
生まれないんだよ
出典: 楽園/作詞Ryo Owatari :作曲D・A・I
憎しみからは何も生まれないし、どんな人も「一欠片の愛」持っているのです。
それは荒んだ人間関係の中で相手がどんな人でも「愛」を持っているし、自分がどんなに荒れ果てても「愛」を持っているということでしょう。
一欠片なのは、状況によって大きくなったり、小さくなったりするからでしょう。「愛」は育てるものですからね。
現代社会における普遍的真理です。もっともこの歌詞の世界観としては、もっと頽廃した世の中なのかもしれませんが。
そんなのもういらないよ
この限りある時間の中で
まだ見ぬ楽園目指して
どこまでだって僕等は
歩いてゆこう
出典: 楽園/作詞Ryo Owatari :作曲D・A・I
「そんなのもういらないよ」繰り返しています。
「その人が、何か拘っているものを手放した時を成長という。」と言いますが、憎しみや軋轢も、ある種の「拘り」ですよね。
もしかしたら「傷」は、自分で抱えているから「消せない」のかもしれません。
「楽園」を目指して進む者には、必要ないのでしょう。
思い出してよ
今 母の温もりを…
出典: 楽園/作詞Ryo Owatari :作曲D・A・I
「母の温もり」を思い出したら、案外すぐそこに「楽園」があったのかもしれません。
振り向かないで 前だけを見て
その身体朽ち果てるまで
生きてゆくんだ
未来へ
出典: 楽園/作詞Ryo Owatari :作曲D・A・I
過去の辛かった出来事や傷は、なかったことにはできません。
しかし、振り向かずに前に進むことはできます。
「身体朽ち果てるまで」生きてゆくしかありません、時間は止まらずに「未来へ」進み続けます。
朽ち果てるのは同じで死ぬまで生き続けるのですから、どうせならいい人生にしよう。と考えることもできます。
コードも♪
(F#m7 D Esus4 A)×4
(F#m7 D Esus4 A)×3
誰もが 皆 知っ てる
G D E
うい らない よ
出典: 楽園/作詞Ryo Owatari :作曲D・A・I
イントロからのアコースティクパートです。
このパターンを覚えてしまえばほとんど弾けたことになる!というぐらい重要なパートです。
アルペジオからのカッティングとブレイクがポイントで、ここのキレが良くないと締まらない印象になりやすいので気をつけましょう。
(Dmaj7 E
てしなく~ 世界に
F#m7 A)×3
だけの地図~ て
Dmaj7 E
きてゆくん だ明日
F#m7 D Esus4 A
へ
出典: 楽園/作詞Ryo Owatari :作曲D・A・I
こちらはサビのパターンです、サウンドだけみると一気にヘヴィになります。
バンドで演奏する場合は、クリーントーンとディストーションを切り替えるのが簡単でしょうか。
また、シングルギターのバンドではコードストロークを選ぶか、アルペジオを選ぶか悩みどころです。
メリハリの効いたアレンジがカッコよく、ライブ栄えすること間違いない一曲といえます。
最後に
シンプルな楽曲ながら、生き生きとしたメロディーが心地よく耳に残りますね。ストリングスのアレンジが、不安げな雰囲気を盛り上げいるのも面白いと思います。
歌詞の世界観は、少しダークな雰囲気ではあるものの実に前向きで勇気が出てきます。
人間はやはり挫折や失敗があってこそ前進している実感が得られるのでしょうか、稀だからこそ希望は輝いて見えるのかもしれませんね。
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