曲はクライマックスへ

自分の存在を証明していくために

歩く死人に
わかってるのに
言えないよ

出典: アイデンティティ/作詞:秋山黄色 作曲:秋山黄色

ここの落ちサビに入る手前で楽曲はフッと音が静かになります。

静かになったところから囁くように入ってくる歌声にまたブワッと曲の世界観に引き込まれます。

歩く死人とは自分の意志や感情を失った、敷かれたレールの上をただ歩いていただけの自分のことでしょう。

意思が無ければ何も伝えることが出来ない、もうそんな自分には戻りたくないという気持ちが読み取れます。

自由に生きることが自分の存在証明になる

全てを投げ出すように息をしても
どうせ・・・どうせ同じくらい苦しいよ
好きに生きたい 好きに生きていたい
選んだ未来なら笑えるから

出典: アイデンティティ/作詞:秋山黄色 作曲:秋山黄色

ずっと「自分の価値とは何なのか」と悩んできました。

しかし自分の命は誰かに指図されるものではありません。

自分の人生は自分で決めていいんだという答えを見つけることが出来たのではないでしょう。

敷かれたレールの上を歩くこと、 決められている運命に抗わないことは簡単です。

その中で「好きに生きよう」と決め動き出すことは勇気が必要です。

それでも何もしないで後悔をすることは嫌だと思い動き出します。

何かをやってする後悔の方が何倍もすがすがしいでしょう。

自分で決めて進んだ道でこそ、得られる事も多いものです。

歌詞から自分を成長させてくれるというメッセージを送ってくれているように感じます。

自分で選んで進んだ道の先でこそ本当の幸せを得られるものでしょう。

その先にこそ自分自身も心から笑顔になれるのではないでしょうか。

秋山黄色の世界観に浸ることができる楽曲

秋山黄色【アイデンティティ】歌詞の意味解説!なぜ涙に意味がない?あなたの価値とタイトルの関係に迫るの画像

いかがでしたでしょうか。

秋山黄色の楽曲はメッセージ性の強いものが多くあります。

良い意味で難しいことばではなく触れたことのあることばの並ぶ歌詞が多いことが特徴です。

「モノローグ」(ドラマ「10の秘密」主題歌)は初の書下ろし曲です。

「後悔」の中にも少しだけ「愛おしさ」を感じるような詩が並んでいます。

悩みがある・後悔をしていることがある方には背中を押してもらえる気持ちになれるでしょう。

秋山黄色のメジャー1作目にしてドラマ主題歌の「モノローグ」。そのLyric Video(short ver.)がYouTubeで公開されました。秘密を抱えたまま行き着く先には何があるのか?歌詞を解説しながら探っていこうと思います。

更に秋山黄色の世界観に浸りたい方には「ドロシー」がオススメです。

自らを「非リア充」だったと語る秋山黄色らしさが感じられます。

幻想と現実を行き来するようなは聞く人によって受ける感想も変わるでしょう。

深みのある詩に注目しながら聴いてみてください。

2018年彗星のように現れた現役ニートのシンガーソングライター秋山黄色。待望の1stEP『Hello my shoes』は全ロックファン必聴の名盤となりました。今回は現実と幻想を行き来するミステリアスな『ドロシー』のMVの内容を独自解釈いたします。

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