「survival dAnce ~no no cry more~」
6枚目のシングル曲
90年代、“小室ファミリー”として日本中でダンスレボリューションを巻き起こした超人気ダンスグループTRF。
そんな彼らが1994年5月に発表した楽曲「survival dAnce ~no no cry more~」は6枚目のシングル曲となります。
エキゾチックで開放的な雰囲気に、TRF特有の最高にノリやすい曲調。リリースから20年以上経った今でもその魅力は色褪せません!
同年4月からフジテレビ系列で放送されていたドラマ「17才-at seventeen-」の主題歌としても有名ですね。
ドラマやTRFをよく知らないという人でも、歌の中にある「サバイバルダンス♪」というフレーズは一度は聴いたことがあるかと思います。
今回は、この歌の魅力について解説を入れていきます♪
初のミリオンセラー
137万枚売り上げた一曲
TRFが初めてシングル初登場1位・シングルのミリオンヒットを達成した曲である。この曲から「Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜」まで5作連続ミリオンを達成した。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Survival_dAnce_〜no_no_cry_more〜
今年でデビュー25周年を迎えるTRF。
勢力的な音楽活動や、メンバーであるDJ KOOのバラエティ番組での活躍などで今でも私達を楽しませています。
そんな彼らですが、今から24年前にリリースした本作「survival dAnce ~no no cry more~」が、グループ初のミリオン達成曲となりました。
大ヒット曲「CRAZY GONNA CRAZY」や「masquerade」に次いで、TRF総売り上げランキング3位に入る本作。
その売り上げ数はなんと約137万枚!
デビューして間もない当時、1stシングル「EZ DO DANCE」の約78万枚が最高だっただけに、本作の記録はまさに“衝撃的”でした。
ちなみにリリースした翌月(1994年6月22日)には、誰もが知る名曲「Boy Meets Girl」で120万以上の売り上げを達成!
「survival dAnce ~no no cry more~」の発表は、彼らを一気にスターダムへとのし上げる結果となりました。
日本でダンスミュージックブームを生んだ彼らの快進撃は、この曲から始まったと言っても過言ではありません。
当時のオリコンは?
“CDが爆発的に売れていた”といわれる90年代。
TRFが打ち出した本作もこの波に乗って、当時のオリコンチャート初登場で1位を獲得!
前作のシングル「寒い夜だから…」がオリコン最高位8位だっただけに、快挙を成し遂げたといえる結果ですね。
ドラマ「17才-at seventeen-」にも注目
豪華なキャスト・スタッフ陣で贈る学園ドラマ
本作を主題歌として起用したフジテレビのドラマ「17才-at seventeen-」。
当時18歳だった内田有紀を主役に据えた学園ドラマ!
「めちゃイケ」でもお馴染みのイケメン俳優武田真治や、今ではすっかり国会議員として動いている山本太郎も出演していましたね。
スタッフも豪華で、「踊る大捜査線」シリーズや近年では「亜人」の実写版を手掛けた本広克行。
ラッツ&スターのリーダー鈴木雅之も演出面で関わっていました。
年頃の男女を主体とした学園物語。高校生の恋模様や友情を描いた内容は、割とベターな展開が多くて“とっつきやすい”ドラマでした。
ですが高校生の飲酒喫煙シーンも盛り込まれていたために、現在は再放送されていません…。
まぁ、“若手スター”といってもまだキャスト陣は未成年揃い。仕方ないっちゃ仕方ありませんね。
本作のMVも観てみよう♪
若いTRFメンバーが可愛らしい♪
YouTubeにて公開されている本作のMVです。時代が時代なだけに、映像が古くて多少見辛く感じるのはご愛敬ということで…。
ビーチではしゃぐYU-KIやSAM達の若々しい姿やチャーミングな笑顔が眩しいです!
賑々しい開放的なMVの世界観は、10代後半の若者達の喜怒哀楽を描いた「17才 -at seventeen-」の内容にピッタリですね。
というか、ただTRFの面々が夏のバカンスを楽しんでいるだけにしか見えないんですけどね(笑)。