不動のセンター“平手友梨奈”
“星空のディスタンス”でアイドルへ
平手友梨奈は中学生。部活(バスケットボール)に打ち込むどこにでもいる女の子でした。平凡に過ぎていく中学生活の中で、部活以外に何か夢中になれるものを探していたそうです。
以前から演技への興味があったことと、当時“乃木坂46”のファンだった兄の勧めで、欅坂46の1期生オーディションに応募することになりました。
そして2015年8月21日、見事オーディションに合格。オーディションでは“THE ALFEEの星空のディスタンス”を唄ったそうです。
なかなか渋い選曲ですが、これには理由があります。フジテレビ系列で放送されている音楽番組“シオノギ・ミュージックフェア”で、乃木坂46とTHE ALFEEが一緒に歌っているのを観てこの曲を選んだそうです。
縦横無尽の活躍
見事オーディション合格を勝ち取った平手友梨奈は、東京での寮生活を始めることになります。
翌2016年には雑誌の単独表紙を飾り、同年4月に発表された欅坂46のファーストシングル“サイレントマジョリティー”でデビュー。平手友梨奈がセンターを務めました。また、この曲のカップリング曲となった“山手線”は初のソロ曲となりました。
その後、テレビドラマの初出演。
“第3回月刊AKB48グループ新聞アワード2016”(日刊スポーツ新聞社)で坂道MIP(坂道 Most Impressive Player)選出。
2017年に発表されたAKB48のシングル“シュートサイン”でカップリング曲となった“誰のことを一番 愛してる?”では坂道AKBとしてセンター。
平手友梨奈に異変有り
デビュー直後から大活躍の平手友梨奈ですが、デビューから3年目を迎えた“平手友梨奈に異変有り”という声があります。
当然の結果?
きっかけは2017年8月6日、東京・台場で開催されていたアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL2017」の野外ステージでのこと。
登場した欅坂46と平手友梨奈。欅坂46は3曲を披露しましたが、平手友梨奈の顔に生気がなく、パフォーマンスにもキレがありませんでした。8月の野外ステージの強烈な暑さとファンの熱気を差し引いても納得できる出来ではなかったといいます。
終始うつむき、前髪で隠れた表情に笑顔はなく、はっきりと“疲れ”が出ていました。
また、全国ツアー中の“欅坂46”ですが、8月2日の公演でのアンコール曲“サイレントマジョリティー”の際に平手友梨奈が姿を見せなかったことが話題になっています。翌8月3日の公演でも途中退場するなど、平手友梨奈を心配する声が多数聞かれています。
14歳でデビューし、デビュー直後から欅坂46の「顔」として目まぐるしい活躍を見せる平手友梨奈ですが、中学生の少女にはあまりに負担が大きすぎるような気がします。こんな状況が続けば、極度のプレッシャーと疲労でいつ体調や精神バランスを崩してもおかしくない状況だと思います。
欅坂46の平手友梨奈としてではなく、16歳の女の子に対してどうしてあげるべきか。周りの「大人」たちは考える必要があるのではないでしょうか。
世界的ダンサーからの高い評価
未経験からのスタート
ファンだけでなく多くの人から高い評価を得ている平手友梨奈のダンスですが、幼い頃からダンスをやっていたというわけではありません。
ほぼダンス未経験の状態でオーディションに参加し、欅坂46のデビューが平手友梨奈のダンサー・デビューとも言えます。