大原櫻子の「瞳」とは?
大原櫻子が高校サッカー選手権大会の決勝で涙!その理由は?
それは、2015年1月12日、埼玉スタジアム2002で行われた「第93回全国高校サッカー選手権大会」決勝戦での出来事でした。
第93回全国高等学校サッカー選手権大会応援歌の応援歌である「瞳」を大原櫻子がアカペラで歌い出すと、徐々に4万6000人の観客と応援団が一緒に歌い始めたのです。
「会場で一緒に歌って選手を応援したい」ともともと言っていた大原櫻子は念願が叶って感動を隠しきれず、涙したのでした。
涙の理由について後で改めて訊かれると、試合が行われているこの場所で歌えたことでいろいろな思いが駆け巡り感無量だったというようなことをインタビューで答えていました。
「瞳」は初めて大原櫻子が作詞にも携わった楽曲だったので、思い入れもより強かったのかもしれませんね。
当時大学生だった筆者も生中継を見ていましたがそのあまりにも綺麗な涙とその瞳に、大原櫻子といえば「カノジョは嘘を愛しすぎてる」で演じた理子のイメージが強かったのですが、実際の性格まで本当にヒロインみたいな子が実在するんだなと驚きました。
大原櫻子が「瞳」をアカペラで歌い上げる、感動のPVはこちら!
そんな、涙のエピソードを彷彿とさせる「瞳」のアカペラバージョンのPVがこちらです。
ただ歌が上手いというだけではなく、歌詞の言葉一つ一つを大切に歌っている感じがして、その意味が自然と聴き手に伝わって来る気がしますよね。
またこんな華奢な体から、放たれる力強い歌声にも圧倒されます。
最近のCMで何度も流れて親しまれるような、明るい印象の楽曲もいいですが、健気だけど力強いというような印象の「瞳」はある意味一番大原櫻子の魅力が詰まった楽曲という感じもしますね。
大原櫻子「瞳」の歌詞を紹介!
ここからは大原櫻子の「瞳」の歌詞に込められた意味を紹介します。
今青春真っ最中という人は、全力で励んでいる部活などの大事な大会や、苦しい思いにも耐えて努力を積み重ねてきた受験などを思い浮かべながら聴いてみてください。
歌詞の意味が胸にしみるはずです。
そして、最早青春時代が遠く感じる...という人もこの歌詞を見ればきっと部活や勉強と、何かにつけ一所懸命だった頃のことを思い出すはずですよ。
積み重ねた努力は裏切らない
最後の1秒まで
集めたこの思い
積み重ねてきた毎日は
君のこと裏切らない
眩しい日差しが
西日にかわってくよ
二度とない青春の瞬間(とき)を
照らしているよ 照らしているよ
出典: https://twitter.com/musan623/status/744150436534378497
積み重ねて来た日々は、自分の人生の糧となって必ず裏切らないという歌詞の冒頭ですね。
もしかしたら、本気になって頑張って、それでも負けたり、失敗するのが怖くてなかなか全力で取り組むことができないという人もいるかもしれません。
しかし、望んだ場面でもしかしたら結果が出なくても、本気でやったことは必ず自分の心や体に宿っていくものになるのです。
そして、この歌詞にも「二度とない青春の瞬間(とき)」という歌詞がありますが、その経験を青春と呼ばれるような若い時期にしておくことはとても大切なことだと思います。
涙だって笑顔だってがむしゃらになった証
まっすぐに夢を追いかける
君の瞳が大好きだよ
そんな君と一緒にいれること
今は大切にしたい
涙だって笑顔だって
がむしゃらになった証だよ
そんな君と一緒に生きること
僕は誇りに思うよ
出典: https://twitter.com/uta_i710/status/792339088569307136
負けて「涙」を流しても、勝って「笑顔」になっても、どちらも頑張ってきた「証」だという歌詞。
そして、「がむしゃらに」なれるくらい夢を追いかける姿をきっとどこかで見守って、誇りに思っている人がいるという歌詞ですね。
例えば、毎日お弁当を作ってくれたお母さん、部活の仲間やマネージャー、質問に最後まで向き合ってくれた先生など、そんな支えてくれた人たちの想いを考えれば、より一層頑張れる気もしますし、努力が望んだ場面で報われなかったとしても、心が折れている場合じゃないと思えますよね。
そして、そんな人たちの代弁者として「誇りに思うよ」と歌ってくれる大原櫻子の力強い歌声に、勇気が出ますし、心があたたまるようですね。