楽器のないパンクバンド・BiSH
・アイナ・ジ・エンド:12月27日生まれ
・セントチヒロ・チッチ:5月8日生まれ
・モモコグミカンパニー:9月4日生まれ
・ハシヤスメ・アツコ:9月27日生まれ
・リンリン:3月9日生まれ
・アユニ・D:10月12日生まれ
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/BiSH
経歴
BiSHは楽器を持ちませんが、パンクバンドと名乗っています。というのも彼女たちが歌うのは、パンクロックだからです。
結成されたのは2015年1月、以前BiSをプロデュースした渡辺淳之介氏がもう一度BiSを始めるためにBiSHを始動しました。
ちなみにBiSHとは新生クソアイドルを意味するBrand-new idol SHiTのこと。初ライブにおいてBiSH三箇条を発表しました。
2016年にメジャーデビューするため肩書を「楽器を持たないパンクバンド」に変更しています。
その後はメンバーの入れ替わりを経て現在のかたちになり、横浜赤レンガ倉庫のイベントや代々木公園野外ステージライブなどで活動しています。
JAMに込められた思い!歌詞の意味解説
BiSHが歌う「JAM」は2枚目のアルバム『THE GUERRiLLA BiSH』に収録されています。作詞はモモコグミカンパニーさんです。
その独特の世界観が注目されていますが、モモコグミカンパニーさんの人柄がそのまま出ていると評判です。
本人も周囲が元気なら自分も元気になれるとインタビューに答えています。誰かの幸せを願うこと、1番になりたい人が1番になり喜ぶことが幸せだそうです。
つまらない世界の見方
先のことなんとなく 見えてる気がして
未来には自分の席がないようで
世界ナナメから 見たりしてみて
つまらないと方杖ついてたんだ
出典: JAM/作詞:モモコグミカンパニー 作曲:松隈ケンタ
世の中つまらない、そう考えるのはもしかしたら未来を自分の中で決めてしまっているからかもしれませんね。
「どうしてこの世界はこんなにつまらないんだろう」そう考えた時、実は私たちは世界をナナメからとらえているのかもしれません。
本来なら真っ直ぐ見据えていたい未来なのに、自分の居場所を上手に見つけられなくて、方杖ついてナナメに見てしまっているのです。
落ち込んでいく
たまに誉められて素直に
笑えないのが僕なんです
力尽きてしまいそうな
ショッキングです 朝のニュース
ベッドもぐりこんだ
このまま眠りつづけていたいな
出典: JAM/作詞:モモコグミカンパニー 作曲:松隈ケンタ
世界をナナメに見てしまっていると、ほめられたことを素直に喜ぶことができません。
自分の中ではいいことをしたとわかっているのに、ほめられることが照れくさくて、素直に笑ってありがとうと言えないのです。
そんな風に朝のニュースが流れてくればショックを受けてしまうから、布団を頭からかぶって眠りつづけたいと思ってしまいます。
自分の価値を探し続けて
自分の価値どこにあるのだろう 探していた
握りしめ 苦しめていた
狭い部屋の片隅
今までちゃんと僕は 間違わずにいれていますか?
生かいなんてないのはきっと 分かっているはずだけど
出典: JAM/作詞:モモコグミカンパニー 作曲:松隈ケンタ
どこにも正解は転がっていません。自分の中に探していくしかありません。
だけど今自分が本当に正しい位置にいるのか分からなくて、僕は自分の価値を誰かに問うしかできないのです。
だけど答えは見つからなくて、部屋の片隅で膝を抱えていました。
そんな僕は今、正解の位置にいるのでしょうか。答えなんてない、それは分っているのに問いかけてしまうのです。