TeddyLoidの「SILENT PLANET」シリーズ完結編は2作連続のリリース!
3年以上に渡るTeddyLoidの壮大なプロジェクト「SILENT PLANET」がついに完結しました。
2018年11月14日に「SILENT PLANET: RELOADED」。
そして11月28日に「SILENT PLANET: INFINITY」を連続してリリースしたのです。
言葉と感情を抑圧された沈黙の惑星「SILENT PLANET」。
TeddyLoidが様々なクリエイターとのコラボを通じて音楽の力で感情を開放するまでを描いた壮大な物語です。
共に開放活動に従事したクリエイターは国内外のDJ、ラッパー、ボカロ系ミュージシャンと多岐に渡ります。
「INFINITY」はアニメ・ボカロ・アイドルをフィーチャー
シリーズ最終章の2作品は「SILENT PLANET」のいわばスピンオフ作品。
これまでコラボしてきたクリエイターの再集結&新たなゲストの召集により世界観の再構築を行っています。
無限の可能性を意味する「INFINITY」の軸になるのはEDMサウンド。
トランスミュージックを源流とするEDMの定義は非常に曖昧です。
E=エレクトリック・D=ダンス・M=ミュージック。
カラフルな電子音で構成されたキャッチーなダンスミュージックというのが一般認識でしょう。
上物としてシンガーやラッパーをフィーチャリングすることも多いです。
「INFINITY」にはアニメ、アイドル、ボカロといった日本を代表するコンテンツが凝縮されています。
今作で最先端のEDMサウンドが担うのはそれらの文化を世界に分かりやすく伝えるツールとしての機能です。
「RELOADED」は最新のヒップホップアルバム
一方で再装填を意味する「RELOADED」では自身のルーツであるヒップホップ的側面を主張。
最先端のダブステップのビートに国内外のラッパーを乗せることで世界観の再構築を図っています。
ダブステップはUKをルーツにするレゲエの進化系のダンスサウンドです。
ジャマイカ移民の多いUKではスカ・レゲエがパンクと結合することで独自の発展を遂げて来ました。
その最新鋭のビートが低音とキックを強調したダブステップです。
2作を聴き比べると同じコンセプトアルバムでも全く異なるサウンドが楽しめるのが特徴。
今回は「INFINITY」よりラストを飾るに相応しいナンバーの詳細を解説していこうと思います。
REOLのメンバーが再集結!
元々、れをるは所謂「歌い手」や「声真似雑談生主」として、ギガは所謂「ボカロP」として、お菊は所謂「動画師」や「声真似雑談生主」として、独立にニコニコ動画・ニコニコ生放送を中心としたインターネット上で活動していたが、次第に共同で制作することが増えていった。
2016年3月より、ユニット 「REOL」 としてTOY'S FACTORYに所属。
2017、個々の道を歩むために「発展的解散」となる事を発表した。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/REOL
最初に「REOLってどんな人たち?」と思った方もいることでしょう。
ニコ動やボカロを追いかけているリスナーには説明不要ですが...。
2017年に「発展的解散」をしたボカロシーンから登場した音楽・映像ユニットです。
カリスマシンガー Reol(れをる)
特に注目したいのがシンガーソングライターのReol(れをる)です。
歌とラップを自在に操る表現力に加え楽曲制作&プロデュースまでこなす次世代の歌姫。
そのビジュアルも相まって「サイサキ」のMVは軽く600万再生を記録しています。
神曲「No title」
ユニットとしてのREOLが2014年にあにょすぺにょすゃゃ名義で発表した「No title+」&「No title-」。
そのリードトラック「No title」は神曲として今も動画再生数が止まらないのです。
Reolはいつ紅白歌合戦に登場してもおかしくない存在といえるでしょう。
Giga(ギガ)の多彩なトラックメイク。
お菊の独創的な映像表現。
「発展的解散」をした3人が再結集したのがTeddyLoidの「Winners feat. Reol & Giga」なのです!