2番サビです。

楽しいことも悲しいことも辛いことも経験してたくさんの涙を流して、人は大人になれる。

2人の関係が恋人同士だったのか、僕の片思いだったのか、はっきりした描写はありませんが少なくとも僕の彼女に対する思いの強さと彼女の僕に対する思いの強さは比例していなかったのかなと思いました。

彼女との恋が"ガラス"のようだと表現されているのは、胸が張り裂けそうなくらい好きだけど、彼女は僕に気持ちがないからずっと一緒にはいられない、すぐに壊れてしまう、ということに気付いているからではないでしょうか。

サザンオールスターズ「TSUNAMI」は失恋歌? 歌詞の本当の意味に迫る!の画像

見つめ合うと素直にお喋り出来ない
津波のような侘しさに
I know…怯えてる Hoo
めぐり逢えた瞬間から死ぬまで好きと言って
鏡のような夢の中で
微笑をくれたのは誰?

好きなのに泣いたのは何故?
思い出はいつの日も…雨

出典: TSUNAMI/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐

大サビです。

彼女に出逢った時から報われない恋だと気づいていて、夢が終わり目醒める時も知っている。

それが怖くて怯えて、泣いている。

"思い出はいつの雨"と表現されているところからも、僕は報われない恋を繰り返し経験してきたことが読み取れます。

『TSUNAMI』が単なる「失恋歌」なのか

サザンオールスターズ「TSUNAMI」は失恋歌? 歌詞の本当の意味に迫る!の画像

歌詞を見てきて、表面上は失恋を歌った曲ではあると思いますが、この曲は"未来"ではなく最後まで"過去"の自分を振り返りながら終わります。

たとえ失恋ではなくとも、長い人生の中で訪れる大切な人との別れ、辛いこと、悲しいことは訪れる。

何が起こるか分からない日々の中で訪れる運命に身を任せて、皆それぞれ生きている。

「運命を受け入れて生きていけば、人は強くなれる」という普遍的なメッセージが込められていると思いました。

"過去"と"今"を描くことで、「それでいいんだ」と優しく心を包んでくれるような楽曲だからこそ、多くの人の心に残り続けているのではないでしょうか。

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