余計な荷物は下ろそう
忘れない瞳で交わした言葉 そう痛みも届いているから
何も持たずに 生まれてきたはずさ
朝日が降り注ぐ 始まりのLight
出典: http://www.uta-net.com/song/130625/
2番のサビで注目したいのが「瞳で交わした言葉」という歌詞です。
傷ついている「君」の瞳と、そんな「君」を支えようとしている「僕」の瞳。
口に出して言葉にしなくても、見つめ合うだけでお互いの気持ちが伝わっています。
「僕」には「君」の傷口の痛みがわかるし、おそらく「君」には「僕」の優しさが身にしみていることでしょう。
下手に言葉にするよりも、瞳と瞳を合わせるほうが、気持ちが伝わりやすいのかもしれませんね。
そして印象的なのが「何も持たずに生まれてきたはずさ」というフレーズです。
気づいたらいろいろな荷物を背負ってしまっている今は、その荷物の重さで心が折れそうになることもありますよね。
でも、この世に生まれたときは誰もがまっさらで、余計な物は背負っていなかったはず。
そう考えると「今背負っている荷物は下ろして、新しい気持ちで一から始めよう」という意味があるように思えます。
「信じること」=「強さ」
いつの間にか 失いかけた 信じる強さを思い出して
こみ上げる衝動が今 君の深いところに響いてる
出典: http://www.uta-net.com/song/130625/
心に痛手を負っているときは、人間不信になるなど「何もかも信じられない」という気持ちになりがちです。
これ以上自分が傷つかないようにガードして、「信じられるのは自分だけ」と、心を固く閉ざしてしまうことも。
でもこの曲では「信じること」=「強さ」だとしています。
何かを信じるために一番大切なのは、「心を開く」ということ。
そして心を開くということは、自分の弱さをさらけ出すということです。
心の傷や今までの後悔など、すべてをさらけ出すのは勇気がいりますよね。
「自分の弱いところを見せたら嫌われてしまいそう」と思うと、なかなかその一歩が踏み出せません。
でもその一歩を踏み出す勇気が「信じる強さ」を取り戻すことにつながるのではないでしょうか。
ここから始まっていく
そして最後は
始まりのLight
出典: http://www.uta-net.com/song/130625/
と、明るさを感じる言葉で締めくくられています。
「君」の瞳から受け取った心の傷や弱さを、これからは「僕」が癒やして、その先の未来を明るく照らしていく。
そして重い荷物はどこかに置いて、新しい一歩を二人で踏み出していく。
そんな力強いメッセージが、このワンフレーズに込められているように思えます。
まとめ
「Your Eyes」のジャケットでは、5人それぞれの視線の先を思わず想像したくなるような、ミステリアスな表情を見せてくれました。そして歌詞の世界は、「僕」の優しさに満ち溢れています。
自分が弱っているときに、「僕」のような人がそばにいてくれたら、とても心強いのではないでしょうか。
もし今、失恋などでつらい思いをしている人がいたら、ぜひこの曲を聴いてみてください。
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