アルバム「LIFE 6 SENSE」に入っている浮気ソング

UVERworld【シークレット】歌詞の意味を独自解説!彼氏がいる彼女…天罰すら覚悟した想いが切ないの画像

UVERworldの6枚目のアルバムLIFE 6 SENSE」。

今回は、このアルバムの7曲目に収録されている「シークレット」という曲を紹介します。

この楽曲は、浮気をテーマにした切ないラブソング

パートナーのいる女性を好きになってしまった男性のもどかしい気持ちを描いています。

報われることのない禁断の愛の世界を、のぞいてみましょう…!

実話をもとにした歌詞!?その意味を徹底解説!

UVERworld【シークレット】歌詞の意味を独自解説!彼氏がいる彼女…天罰すら覚悟した想いが切ないの画像

実はこの楽曲歌詞は、本当にあった話を元に作られたのです。

作詞をしたTAKUYA∞さんの友人が、実際に体験したことを歌詞にしたのだとか。

そのため、とてもリアリティのある内容となっています。

禁断の愛に悩んでいる人にとっては、深く共感できる歌詞かも!?

ということで、歌詞の内容を1番から順番に紹介していきます。

筆者の解釈や意見なども交えて紹介していくので、曲を聴く時の参考にしてもらえたら嬉しいです。

1番の歌詞

変装した「君」に「奴」は気付かなかった…

変装した君の隣を 奴が通り過ぎる
僕なら どんな君も見つけられるのに

出典: シークレット/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞

この歌詞には、全部で3人の登場人物がいます。

まずは、どのような人物が出てくるのか把握しておきましょう。

・「」=この歌詞の主人公。「君」と浮気関係にある。

・「」=「彼」の彼女。でも「僕」と浮気関係にある。

・「」「」=「君」の彼氏。「君」が浮気をしていることに気づいてない。

以上の3人がいます。

よくある浮気の構図ですね。

それを踏まえた上で、冒頭の歌詞を読むと、3人が接近している所が描かれているようです。

「奴」に気づかれないように変装をした「君」

素の状態とはかけ離れた姿の「君」と一緒に、この主人公はデートを楽しんでいます。

そして、想定していた通り「君」と主人公が一緒にいる近くを「奴」が通り過ぎました。

大事な彼女であるはずの「君」に気付かなかった「奴」。

「君」の変装のクオリティが高かったのかもしれません。

それだけでなく「奴」は普段から「君」のことをよく見てない(=関心がない)のだと思います。

つまり「君」と「奴」の関係は、冷めきっているのだと読み取れますね。

そんな2人の冷めた関係を、間近で感じ取った主人公。

「君」に対する愛情は「奴」よりも自分の方がはるかに勝っていると確信したようです。

心配性な主人公

割れた花瓶に生けた花 そんな風だね僕達
隣に君が居ても 心には居ないよ
それさえも気づかないように 気にしないように
祈って信じるのは苦手なスタイル

出典: シークレット/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞

「割れた花瓶に生けた花」というのは、"美しいけれど脆くて危ない状態"を指しているのでしょう。

「君」と主人公の愛は、いつ終わってしまってもおかしくない状態にあるのです。

「君」に「奴」というパートナーがいる限り、「君」と主人公が幸せになることはありません。

この主人公は、きっと心配性なタイプなのでしょう。

「君」と主人公の脆い関係に対して、目をつぶることができないようです。

かといって、2人の関係が上手くいくようにひたすら信じることもできません。

2人の関係はいつか必ず終わる」と薄々分かっているのです。

きっと現実逃避をして、とことん2人の時間を楽めたのなら、ここまで悩むこともないのでしょう。

しかし、そんなことをするのは「苦手」だとはっきりいっています。

主人公は仲間達にも相談したけど…

シークレットこの想いは 誰にも触れられたくない
そこに鍵をかけ 少し歪んだ街の喧騒のせいかな
何も聞こえない 辞めた方が良いとの仲間達の助言も

出典: シークレット/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞

世間的に見たら、浮気をするのは悪いことです。

しかし、そうと分かっていても、好きな気持ちを止められない主人公。

好きな気持ちに対して、あれこれ口出しされるのは嫌だと思っています。

ここで「仲間達の助言も」という言葉に、注目してみましょう。

口出しされたくないと思いつつ、仲間達には浮気のことを、ちゃっかり打ち明けています。

「仲間達」といっているので、一人だけではなく、複数人に相談したみたいですね。

でも、どの仲間も主人公の浮気に対して、良い反応は示しませんでした。

すると、この主人公は「何も聞こえない」といって、皆の助言をシャットアウトしたのです。

では、なぜ主人公はわざわざ仲間達に相談したのでしょうか。

恐らくですが、一人でもいいから、自分の恋を応援してくれる人が欲しかったのだと思います。

「浮気をしている」という罪悪感を少しでも和らげるために、味方を見つけたかったのでしょう。

「君」という存在がいたとしても、主人公の心の中の不安孤独は消えないようです。

2番~ラストの歌詞