激情が胸に訴えかける1曲「CHiLD-error-」

【CHiLD-error/MY FIRST STORY】PVは切ないストーリー仕立て?!歌詞に迫る♪の画像

2014年10月29日にリリースされたMY FIRST STORYの3rdアルバム「虚言NEUROSE」。

赤い背景にバンド名が書かれたジャケットは、シンプルながらにインパクトがありますね!

今回はこのアルバムの中から、アルバムの最後を飾る1曲「CHiLD-error-」を紹介します。

楽曲の印象

浮遊感のあるギターアルペジオから始まるこの曲。

その幻想的な響きが、まるで楽曲の序章のように曲の世界へ誘ってくれます。

そこから空気は一変して、閃光が走るかのようにバンド全体の演奏が開始。

被さるようにして、「行くぞ!」と言わんばかりのHiroのシャウトが披露されます。

まだ歌も始まっていないのに、この時点で耳が釘付けです!

メロ部分では、音の間を利用したバンドアレンジが、ヴォーカルの表現力をより際立たせています。

続くサビでは、涙腺にグッと来るような切ないメロディが聴けるのですが、特に曲後半の静かなサビは鳥肌ものです!

Hiroの叫びにも似た歌声と、バンドの激しい演奏が激情を思わせる1曲となっています。

コレクションしたくなる!

MY FIRST STORYのアルバムジャケットは、この3rdアルバム「虚言NEUROSE」まで、1stアルバム、2ndアルバムも同じデザインの色違いが使われています。

この統一感、3枚並べたくなっちゃいますね!

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ストーリー仕立てのPVに注目

【CHiLD-error/MY FIRST STORY】PVは切ないストーリー仕立て?!歌詞に迫る♪の画像

「CHiLD-error-」のPVは幼い男女2人の運命を描いた、楽曲に負けじと切ないPVになっています。

雪の降る街で、ショウウィンドウの外から並べられたおもちゃを眺める2人。

2人は貧しい家庭に産まれた兄妹のように思えます。

妹の欲しがったおもちゃを盗みに入る兄と、雪の降る中、途方もなく花を売り歩く妹。

2人を待っていたのは悲しすぎる結末でした。

そして雪の中佇むHiroの表情が、なんとも絵になります。

続きは是非、PVでご覧になってみてください。

「CHiLD-error-」の歌詞に迫る!

【CHiLD-error/MY FIRST STORY】PVは切ないストーリー仕立て?!歌詞に迫る♪の画像

ここからは「CHiLD-error-」の歌詞を見ていきましょう。

PVの内容とリンクする歌詞になっているので、歌詞を知っているとPVをより楽しめますよ!

忘れていた大切なこと

歪んでいる世界に全て飾っていて
I'm falling down
壊れていた時間の中で見失って...

遠ざかって繋いでいた影が消えて
沈んでいた
迷い込んで失くしていた声を聞いて
今さら歩き出して...

出典: CHiLD-error-/作詞:MY FIRST STORY 作曲:MY FIRST STORY

まずは1番のAメロから見ていきましょう。

まずは前半部分から。

主人公は何か大切なことを思い出そうとしているのでしょう。

はっきりとは思い出せないけど、本当は全てわかっている様子。

荒んだ時間を過ごしたことでそれを見失ってしまったことが伝わります。

そして後半部分。

大切な人が離れていったことがわかります。

その人を思い出す出来事をきっかけに、主人公は動き出したのではないでしょうか。

その人は憎んでいた