倖田來未が2枚のアルバムを同時発売！【W FACE】コンセプトは二面性！？

「W FACE～inside～」と「W FACE～outside～」は、2017年3月にリリースされたオリジナルアルバムです。顔の片側だけを写したジャケットも印象的ですよね。

「W FACE～inside～」には「アイフルホーム」のCMソング「Promise you」や、フジテレビ系全国ネット放送ドラマ「真昼の悪魔」の主題歌「On my way」が収録されています。

「W FACE～outside～」には、AKLOとのコラボ曲となった「Cupcake」やファンクラブ・会場限定販売の59thシングル「Shhh!」も収録されているんですよ。

デビュー17年目にして初の全曲が未発表の曲で構成されており、2枚同時リリースでシングル曲を入れないという攻めた姿勢を見せています。

それでも、さすが人気アーティストの実力と言えましょう。オリコン週間ランキングは、「W FACE～outside～」が1位、「W FACE～inside～」が2位を獲得しTOPを独占しました。

A post shared by なおぴー（Naoki Ｍamiya）旧姓Tabata (@naopi_gtabata23) on Sep 10, 2017 at 1:35am PDT

今回2枚のオリジナルアルバムを同時にリリースしたのには理由があるのです。「「W FACE」というタイトル通り「2つの顔」＝「二面性」を表現しているわけですね。

2枚のアルバムは、テイストが全く異なり、どんな楽曲でも歌いこなせる実力があるからこそできた代物ですね。

倖田來未は、R&Bなど洋楽っぽい音楽を歌うイメージが強いですが、17歳の時まで洋楽なんて聞いたことがなく歌謡曲を聴いて育ったというほど、歌謡曲が好きなんですね。

本人の中でも、この2つの音楽的ルーツが自分を作っていると語っています。

この2枚のアルバムを作ろうと思ったのは、今までもライブの中で、いろんなジャンルを歌いこなしてきた倖田來未ですが、ファンのアンケートで「バラードが好き」「ダンスチューンがいい」などの意見を見て、どっちの倖田來未が好きなのか知りたくなったからのようです。

そして、この「歌謡曲」と「洋楽」を完全に分けて収録したのが2つのアルバムなんですね。楽曲づくりに関しても「inside」では日本人「outside」には海外の人にお願いをしたそうです。

自分の体の中にインプットしてきた曲として「W FACE～inside～」には、バラードやポップソング、歌謡ポップサウンドを感じさせる楽曲が収録されています。

そして、「W FACE～outside～」には、ダンストラックやHIP HOP、R&Bなどが収録されています。

アルバムの顔となる「BRIDGET SONG」と「W FACE」、アップソングの「Bring it on」と「Ultraviolet」バラードを担うのは「喜びのかけら」と「Damn real」など、立ち位置が同じでもこれだけ違う表現があるのだと気づける収録リストにも注目です。

「W FACE～inside～」に収録されているのがこの10曲です。

1曲目の「BRIDGET SONG」は2009年にリリースした「anytime」の続編ともいえる大人な雰囲気を感じることが出来ます。

3曲目の「喜びのかけら」は、「愛のうた」を作った森本康介さんと作成し、イントロだけでも名曲の予感を感じますね。

また、7曲目に収録されている「On my way」は、もともとあった原曲を原作や脚本を読んでから世界観を合わせて作り替えたという、悲観的な中にも希望を見出すような歌となっています。

そして、9曲目の「Promise you」は、倖田來未が家族のことを始めて歌詞にした楽曲です。結婚・出産を経て愛する人へと送ったラブソングですね。

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