aiko「星のない世界」
「星のない世界」はどんな曲?
初の両A面シングル
「星のない世界」はaikoの2007年に発売された22作目のシングルで、オリコンデイリーチャートで1位、週間チャートで2位を獲得した楽曲です。
aikoの初となる両A面シングルで、日本テレビ系ドラマ「ホタルノヒカリ」の主題歌の「横顔」と一緒に収録されています。
「横顔」のPVの始めに喫茶店のシーンがあるのですが、BGMに「星のない世界」のサビ部分が流れていて、実はリンクしているのです。
FFCC RoFのイメージソングとしても人気!
この楽曲、ニンテンドーDSソフト「FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES Ring of Fates」のイメージソングとして、CMなどでも耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
2007年8月に発売された「FFCC RoF」のストーリーや世界観をもとに、aikoがオリジナルで制作した楽曲です。
ゲーム好きで有名なaikoが「FFCC RoF」とタイアップ。コラボレーションプロジェクト「aiko meets FFCC」を立ち上げ、その一環としてつくられました。
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ゲームの世界とのリンク
ゲームの内容は双子の兄弟を主人公に、仲間と一緒にクリスタルをめぐる冒険が描かれています。
また、ひとりでも最大4人でのマルチプレイも可能なゲームで「大切な仲間」がキーワードとなっています。
「星のない世界」は恋愛をもとにした内容ですが、「大切な人とのつながり」という面ではリンクしていますね。
それでは、ここから歌詞の意味を詳しく見ていきましょう!
「星のない世界」歌詞の魅力をチェック!
まず、タイトルの「星のない世界」には、星のないような真っ暗なところでも、好きな人を見つけることができる!という恋心が込められています。
好きな人の存在があるだけで、常に一緒にいなくてもひとりではないと確信できて、心が強くなれることを表現しているのですね。
大切な人を心から信じていることで得られる大きな喜びを表現した楽曲となっています。
あたしの髪が伸びて驚くほど久しぶりになってしまわぬ様に
昨日より少しだけ多めにあたしの事を考えてほしい
初めて逢った日にもう一度逢いに行って そしてまた同じ様に
ぎこちなく合った目の奥にいるあたしを愛してほしい
星がない世界なら 目を閉じて証明するのに...
出典: 星のない世界 作詞 aiko / 作曲 aiko / 編曲:島田昌典
本当は毎日でも会いたいけれど、それは難しいのはわかっていて、せめて自分のことを頭に置いてほしいという想いが込もっていますね。「昨日より少しだけ」という表現が、控えめでとても可愛らしいです。
初めて逢った日にどぎまぎした出会いの感じが「ぎこちなく合った目」と表現されています。その時にビビッと感じた気持ちをいつまでも持っていてほしいと願う気持ちが伝わってきます。
星がない世界で本物の気持ちを証明したい!
そして最後のフレーズは、「星がないくらい暗い世界でも、あなたのことを見つけられる」ということを証明したいという意味ですね。
そのくらい主人公の気持ちが本物であることを自分で証明できるし、それをあなたにも見てほしい!という想いのようです。