【SONG FOR TWO】平井 大が今年のワンガン夏祭りを盛り上げる♪歌詞を和訳して解説！MVあり

「SONG FOR TWO」は、フジテレビが開催する「ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2018」のテーマソング。

夏フェスに数多く出演する平井大の曲は、暑さを和らげる一服の清涼剤となったことでしょう。

2018年のワンガン夏祭りは、お台場にあるフジテレビの本社を中心に会場が設定されました。

夏休み期間に合わせて約1ヶ月に渡り開催されたこの夏祭り。

スポーツを体験したり、ステージで行われるライブを楽しんだりと、親子連れにピッタリのイベントでした。

2018年は9日2日で終了しましたが毎年開かれるようなので、気になる方はチェックしてみてください。

「SONG FOR TWO」が収録されているアルバム『WAVE on WAVES』は全10曲です。

ザ・ウィークエンドのようなチルアウトなサウンドの「RIDE THE WAVES」。

バイオリニスト葉加瀬太郎との共演が話題となった、大陸の風が吹き抜けるように雄大な「はじまりの歌」。

1970年代にエリック・クラプトンがカバーしたボブ・マーリーのレゲエ「I SHOT THE SHERIFF」にも挑戦。

様々なジャンルを難なく歌いこなし、ボーカリストとしての表現力が光ります。

平井大と言えば若手ウクレレプレイヤーとして有名で、サーフミュージックがルーツ。

しかしデビュー時と比べると、近年はルーツに加えて流行する洋楽のテイストを積極的に取り入れています。

そして歌詞では彼のハートウォーミングな一面が。

愛する人へ告白する「MyLove」や未来の家族を思い描く「FAMILY SONG」からは、朴訥な人柄が伝わってきます。

それでは、アルバム冒頭を飾る「SONG FOR TWO」はどんな曲となっているのでしょうか？ 

「SONG FOR TWO」ではエレクトリックな打ち込みサウンドが特徴。

オーガニックなサウンドのウクレレやアコギは、ここでは鳴りを潜めています。

バスドラのシンプルな四つ打ちビートを基本に、乗せられるのは大半が英語歌詞です。

平井大のアーシーな歌声は、硬質なバックトラックに対してろうそくの炎のような暖かさ。

その温度差こそがこの楽曲の魅力だと思います。

そして2曲めの「RIDE ON WAVES」もそうですが、エレキギターが効果的に使用されているのも印象的。

間奏を彩る渋いギターソロのフレーズを聴くと、日々のブルースが吸い込まれ消え去っていくようです。

永遠に終わることのない愛が歌われた「SONG FOR TWO」。

ショートバージョンになりますが、まずはMVをご覧ください。

サイレンが鳴り響くカリフォルニアの街を舞台に始まる「SONG FOR TWO」のMV。

平井大は一本の赤いバラを携え、遠くにいる人を想うかのような面持ちで歌いだします。

日本から遠く離れた異国に来ると、残してきた家族や恋人のことが気になったりしませんか？

距離があってすぐ会えないからこそ、当たり前だった存在の大切さに気付けます。

MVで登場するバラは、平井大にとって大切な人の象徴なのかもしれません。

曲のテンポに合わせて夜の街を歩く彼は、以前より成長して大人びた印象です。

夜の都会やトンネル、広大な大地やランタンの灯る中華街などを背景に、自分の道を迷うことなく進む平井大。

見知らぬ土地の外国でも堂々と振る舞う姿が、今後のワールドワイドな活躍を予感させます。

それにしてもバラを捧げる人は一体どんな人なのか、MVの続きが気になりますね。

MVはYouTubeでは残念ながらショートバージョンでしか観られません。

しかし、こちらのDVD付のアルバムを購入すればフルバージョンのMVを観ることができます。

気になった読者はぜひチェックしてみてください☆

ここからは、英語歌詞を筆者が和訳しながら、歌詞の意味を解説します。

平井大のシンガーソングライターならではの感性と、人柄が伝わる歌詞にぜひ触れていってください。