伝えるのが難しい「ありがとう」を、どうにか届けようとする僕。
追いつかないまま胸の中に膨れ上がっていきます。
当たり前のように相手を思う
楽しいときも 辛いときでも
いつも側に居てくれて 背中を支えてくれた
頼んだわけじゃないのに 言わなくても
わかってくれる事が 嬉しくて
出典: 僕の宝物/作詞:DEppa 電球 作曲:DEppa 電球
感情が高ぶっているときや落ちてしまっているとき、人の心はとても不安定です。
物事の判断を誤ったり、思いもよらない行動をしてしまうこともあります。
そんなときに君は安定を欠いている僕に寄り添ってくれました。
一緒に笑い泣き合いながらも君は、僕が倒れてしまわないように手を差し伸べてくれたのです。
こんなとき相手はどう思うか、どう動くか、どんなに弱いのか。
君は僕のことを十分理解していて、僕が「支えて」と言わなくても支えてくれます。
きっと君も「支えよう」としてやっているわけではないのでしょう。
すぐそばでずっと寄り添っているから、相手への思いやりが当たり前になっているはずです。
今の僕がある理由は「君」
もしも君と出会えなかったら
もしも君がいなくて 僕が一人なら
こんなにも強くはなれない
一人じゃ生きていけない
出典: 僕の宝物/作詞:DEppa 電球 作曲:DEppa 電球
沢山の奇跡が連なり合って出会った二人。
何か一つでもボタンを掛け間違っていれば、出会わなかったかもしれません。
君がいない状況を二通り仮定しています。
- 君と出会わず僕が一人きりなら
- 君と出会わず他の誰かと出会っていたら
もしも僕が一人きりなら、不安定になったときに支えてくれる存在がいません。
君がいるから、今僕はバランスを崩さずに歩いて行けます。
もしも君ではない誰かと出会っていたら、君のように背中を支えてくれないでしょう。
相手が君だから、しっかりと立っていられるのです。
僕がいる幸せを感じて欲しい
溢れ出す「ありがとう」
言葉だけじゃ伝えきれない
君が僕にくれたものは
目には見えないけど
少しでも「ありがとう」
この気持ちが届きますように
どんな時もそばにいるよ 大切だから
ずっと守り続けたい
出典: 僕の宝物/作詞:DEppa 電球 作曲:DEppa 電球
何度でも伝えたい「ありがとう」。ここでは歌詞が変わりました。
君と過ごす時間が長くなればなるほど、幸せを感じる瞬間も多くなります。
支えてもらうことも多くなります。
その都度「ありがとう」が胸の中に生まれて、膨らんでいきます。
伝えても伝えても追いつかず、ついには「ありがとう」が溢れてしまいました。
もしも君がくれた幸せが目に見えるものなら「こんなに沢山、ありがとう」と言えます。
可視化できないプレゼントへのお礼は、とても難しいものです。
せめて君がくれたものを君にも感じてもらえるように、君を守り続けると誓います。
君と歩む未来は明るい
相手を知ろうとすること。理解しようとすること。
自分本位の生き方では「キセキのカケラ」を拾うことはできません。
君と僕で照らす未来
人は"キセキのカケラ"を拾い集めては
出会い別れを繰り返していく
知ろうともせず 耳を傾けず
大事なものとは気付かずに
僕の一度しかない「命の灯」
これからも光輝き続ける
前を向いて歩ける 君が居るそれだけで
出典: 僕の宝物/作詞:DEppa 電球 作曲:DEppa 電球
奇跡的に君と出会えたのは、いくつものキセキのカケラを取捨選択してきたからです。
その中には間違って拾ってしまったカケラや、拾ってすぐに捨ててしまったカケラもあります。
カケラの色が気に入らないから、カケラの重さが気に入らないからと手放してしまうことも。
本当は自分にとって重要なカケラだったかもしれません。気づかず捨てれば「別れ」が生まれます。
自分本位で生きていれば、相手の気持ちを考えず、相手を理解しようとも思いません。
僕は今、君と出会えたキセキのカケラの大切さを知りました。
それは僕の人生を変える転機とも言える大きな出会いです。
君が僕を支えてくれるから、強い僕でいられます。僕の人生は強く光り、明るいものになります。
目の前に続いていく道に落ちているキセキのカケラもしっかりと見えるでしょう。
新しい奇跡を、君と共有できます。
君の手をとって、道に迷わず歩いていける。それは君がそばにいてくれるからです。
奇跡を見極める力
何度でも「ありがとう」
言葉だけじゃ伝えきれない
君が僕にくれたものは
かけがえのないもの
少しでも「ありがとう」
この気持ちが届きますように
どんなときも側にいるよ
ずっと守り続けたい いつまでも
生まれ変わって きっと次の僕でも
君は宝物
出典: 僕の宝物/作詞:DEppa 電球 作曲:DEppa 電球
君と過ごす人生の、過去と現在を辿り、感謝を歌ってきました。
そして最後に、これから続いていくずっと先の未来を歌います。
今まで沢山の幸せをくれた君に、言葉では表せない「ありがとう」を真面目に話した僕。
もらった分、僕は君を「守り続ける」ことで幸せを届けたいと願っています。
「いつまでも」、それは僕の命の灯が消えても、君の命の灯が消えてもずっとです。
転生したら、そばに君がいない人生が始まります。自分だけの灯火で歩きます。
きっとまた、キセキのカケラを拾い集めて生きていくのでしょう。
キセキのカケラを拾ったら、知ろうとして、大切さを見失わないようにする術を知っている僕。
拾うべきキセキのカケラを間違えることはありません。
だから生まれ変わっても、また君に出会えるはずです。
君は君のまま、僕にとっての宝物。
命が繰り返してもまた出会って、大切にすると誓います。